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アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
冬は駆け足
2022年11月15日
十和田
蔦沼の渋滞対策業務が終わると、いよいよ冬がやってくるぞ、という気持ちになります。先日(11月2日)蔦温泉の駐車場は、冷え込んで、氷と光の芸術が繰り広げられていました。
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10月21日から10月31日まで実施された、蔦沼周辺の渋滞対策に関わってくださった多くの関係者の皆様に心から感謝いたします。この取り組みで、蔦沼の自然が守られ、来場される方が安全にゆったり見ることができる環境が整ってきたと感じます。
![対策前](/content/000087123.jpg)
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11月2日は雨模様でしたが、皆さんが帰り始めた頃に虹がでました。
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山の雪だよりもちらほらと聞こえてきますが、ここ十和田湖畔では、十和田荘の大銀杏の葉が全て落ちたら雪が降ると言われています。
![銀杏](/content/000087136.jpg)
![銀杏](/content/000087138.jpg)
雪はやっかいなことも多いですが、全てを白く覆い尽くし、極上の美しい世界が待っています。雪や冬を楽しんでこそ、北国に暮らす醍醐味を味わえるのではないでしょうか?
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先日の業務の途中で、奥入瀬渓流を車を走らせていると、今まで見たことのない光の柱が目にとまりました。思わず、車を駐められる場所を探して、光の場所に走りよりました。朝の一瞬のまばゆい光景、天使が舞い降りてきたような、とても幻想的な風景でした。
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![奥入瀬3](/content/000087143.jpg)
![奥入瀬4](/content/000087144.jpg)
11月8日の満月は、442年ぶりに皆既月食と惑星食が重なる日とのことで、十和田湖畔では、月を観察する会が開かれました。湖畔に設置された天体望遠鏡では、月食で赤銅色になった月に天王星が隠れていく様子を観察しました。次に同じ様子が見られるのは322年後だそうです。気が遠くなりますね。天の川やアンドロメダ大星雲もはっきり確認でき、冬に向かうこの季節は、空気が澄んで星の観察が楽しい季節です。カメラの腕を磨いて星空をきれいに撮れるようなりたいです。
![月](/content/000087145.jpg)
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外輪山の周辺の山々も雪化粧をして、長い冬に向かってカウントダウンです。十和田湖、奥入瀬、八甲田の冬といえば、しぶき氷、蓮葉氷、奥入瀬渓流の氷瀑(氷瀑ツアーも開催されます)樹氷など、魅力満載です。楽しみいっぱいの冬になりますように。