アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
今年で5年目となる地域のお宝発見の授業。陸前高田市広田小学校6年生とみちのく潮風トレイルを歩きました。みちのく潮風トレイル体験*陸前高田市広田小学校
2022年07月07日
大船渡
こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。
先日、陸前高田市立広田小学校6年生とみちのく潮風トレイル体験をしました。
広田小学校のみちのく潮風トレイルを活用した授業についてはこの日記でも度々登場していますのでご存じの方も多いでしょうか。
広田小学校でのこの授業は今年で5年目になります。
みちのく潮風トレイルを通じて児童が地元を再確認し、好きになり、誇りを胸に抱いて卒業していく姿は頼もしく、毎年年度の終わりには目頭が熱くなる思いになります。
青森県八戸市から福島県相馬市までつながっているこの道ですので、三陸沿岸他の教育現場でも活用いただけるようになるのを夢見て周知活動にも勤しんでおります。
トレイル体験は広田小学校から3㎞ほどの距離にある小祝浜がスタートです。
整備されている遊歩道を歩きますが、動植物についてや人の営みと海との関係性など自然の中には発見の種がたくさん落ちています。
先日、陸前高田市立広田小学校6年生とみちのく潮風トレイル体験をしました。
広田小学校のみちのく潮風トレイルを活用した授業についてはこの日記でも度々登場していますのでご存じの方も多いでしょうか。
広田小学校でのこの授業は今年で5年目になります。
みちのく潮風トレイルを通じて児童が地元を再確認し、好きになり、誇りを胸に抱いて卒業していく姿は頼もしく、毎年年度の終わりには目頭が熱くなる思いになります。
青森県八戸市から福島県相馬市までつながっているこの道ですので、三陸沿岸他の教育現場でも活用いただけるようになるのを夢見て周知活動にも勤しんでおります。
トレイル体験は広田小学校から3㎞ほどの距離にある小祝浜がスタートです。
整備されている遊歩道を歩きますが、動植物についてや人の営みと海との関係性など自然の中には発見の種がたくさん落ちています。
綺麗だな、残したいなと感じた景色をデジカメで撮影しました。
今年の6年生には撮りすぎて歩き終わるまでバッテリーが保たなかったという班はなかったようです。
さすが今の時代を生きるみんなはデジタル機器の操作はお手の物でした。
今年の6年生には撮りすぎて歩き終わるまでバッテリーが保たなかったという班はなかったようです。
さすが今の時代を生きるみんなはデジタル機器の操作はお手の物でした。
ワークシートに見つけたものを記していきます。
一番印象に残ったものは何だったでしょう。
一番印象に残ったものは何だったでしょう。
昨年新しく橋ができ、6年生として初めての(ミニ)鎖場(実際はロープ)体験。
このようなフィールドアスレチックは盛り上がります。
このようなフィールドアスレチックは盛り上がります。
無事全員登りきって「ヤッター!」
陸前高田市観光物産協会の多勢さんから石碑や漁業のお話を聞きました。
広田と言えばの景色、椿島(国指定)と青松島(県指定)について説明を聞きました。
どちらも天然記念物とされていて大切な資源です。
どちらも天然記念物とされていて大切な資源です。
黒崎仙峡といえばの景色、天狗の投げ石伝説のある場所です。
直径2メートルもある岩がどうして対になってあんなところにあるのでしょう?
直径2メートルもある岩がどうして対になってあんなところにあるのでしょう?
椿島を眺めていると鳥の大群が猛スピードでやってきました。
腰が白く翼の長いすらっとしたツバメです。アマツバメでしょうか。
夏鳥として日本にやってくるアマツバメは飛びながら睡眠を取ることができるほど空中生活が得意な鳥だそうです。
ツバメと呼ばれながらも、家の軒先などでよく見るツバメとは遠い関係だそうで、うん十年も生きている私でもまだまだ知らないことが多すぎます。
小学生のみんなと同じく、学ぶことに貪欲でいたいと日々感じています。
少し話がそれてしまいましたが、広田小学校6年生では今年度も地域のお宝マップを制作することになっています。昨年度とは違う要素も取り入れながら、彼らの自慢になるようなマップができあがるよう、精一杯サポートしていきたいと思います。
腰が白く翼の長いすらっとしたツバメです。アマツバメでしょうか。
夏鳥として日本にやってくるアマツバメは飛びながら睡眠を取ることができるほど空中生活が得意な鳥だそうです。
ツバメと呼ばれながらも、家の軒先などでよく見るツバメとは遠い関係だそうで、うん十年も生きている私でもまだまだ知らないことが多すぎます。
小学生のみんなと同じく、学ぶことに貪欲でいたいと日々感じています。
少し話がそれてしまいましたが、広田小学校6年生では今年度も地域のお宝マップを制作することになっています。昨年度とは違う要素も取り入れながら、彼らの自慢になるようなマップができあがるよう、精一杯サポートしていきたいと思います。