アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
登山者カウンター回収
2021年10月28日こんにちは。
羽黒自然保護官事務所の風間彩野です。
先日朝日連峰に設置している、登山者カウンターの回収に行ってきました。
●朝日鉱泉
とても肌寒い朝です。気温は10度位だと思います。今までの、夏が少し残っているような雰囲気とは違い、
空気も乾燥し、冬特有のツンとした香りがします。朝日鉱泉の駐車場は珍しく車でいっぱいでした。
ナチュラリストの家までの林道はもう落ち葉でいっぱいです。
登山者カウンターを回収する私にとっての一番の難関はこの吊り橋。伝わりますでしょうか。足が少しずれたらヒュードボンです。下の水はとっても美しいエメラルドグリーンなのですが私はそれどころではありません。
無事に立っていてくれました。約一ヶ月ぶりの再会です。元気に動いていてくれたようです。
●古寺鉱泉
古寺鉱泉の渓流はいつ見てもきれいですね。古寺鉱泉は登山者カウンターが尾根の上にあるのでそこまで急登をどんどん登らなくてはなりません。
このあたりは黄色い紅葉です。紅葉のシャワーを浴びているようです。
松ぼっくりを発見しました!
古寺鉱泉の登山者カウンターもしっかり立っていてくれました。尾根なので寒い風が吹いています。
登山者数をメモリーに記録し、ねじを外し、ザックに詰めていきます。
私の愛用の90リットルザックに回収した器具を詰めたらザックの原型がなくなりました。
20キロ弱あるのではないでしょうか。
これを担いで登山口まで下ります。重いですが、がんばっています!
●日暮沢
日暮沢もカウンターの回収をするには尾根まで登らなくてはなりません。
すっかり冬支度をしてしまった景色が広がっていました。
ここもしっかり立っていてくれました。
帰り際、ふと道標を見ると爪痕が。熊でしょうか。
朝日連峰の登山者カウンターは残り一つ、飯豊の登山者カウンターも残り一つです。
こちらは11月上旬頃に回収予定です。
今年度はカウンター情報の取りまとめをしていきます。
彼らが活躍するのは、また来年!