アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
一人写真展 「日々のすきま」
2021年09月08日こんにちは。
羽黒自然保護官事務所の風間彩野です。
山形は夏の猛烈な暑さも和らぎ、朝晩は少し肌寒い風が身を包むようになりました。
稲の穂も頭を垂らし、黄金の野原になりつつあります。
そんな景色を眺めながら散歩をするのが日課です。心洗われます。
さて、私は日頃からよく写真を撮ります。
とはいえ、羽黒自然保護官事務所の澤野保護官の前では写真が好きですなんて言えません。
レベルも熱意も違いますので・・・。
今までは記録用に撮っていた写真を掲載してきましたが、ここではちょっと変えて、おまけ程度にこっそり撮りためてきた写真をご紹介します。
風間アクティブレンジャーの一人写真展をどうぞ。写真展の名前は「日々のすきま」。
【月山の宝石】
月山開山祭のことです。当日は天候が悪く、視界はほぼなしで強風でした。そんな中、ふと足下を見ると草にきれいな水滴が。癒やされました。
【弥陀ヶ原のアカハライモリ】
月山の八合目駐車場から数分歩くと弥陀ヶ原という湿原に行くことができます。そこには池塘と呼ばれる池が点在します。その中をのぞき込むと・・・。沢山出会えますよ。
【種、捕獲!】
真ん中にある綿毛のついた種、見えますでしょうか。見えにくいですね。すみません。これは月山8合目駐車場に置いてある種除去マットです。貴重な草花が多い月山。そこに外からの種を持ち込まないために設置してあります。マットをよーく見るとしっかり種が捕獲されています。機能している証拠です。うれしくてシャッターを押しました。
【事務所の住人】
澤野保護官撮影の写真です。この鳥さんは、事務所のパイプ内に家をかりて住んでいるようです。自然に囲まれた土地ならではの光景ですね。癒やされました。
【旅の安全を】
羽黒山山頂にある、旅の神様のお社です。靴が沢山お供えしてあります。旅好きとしてしっかりご挨拶してきました。羽黒山山頂神社に行った際には是非立ち寄ってみてください。前の日記で羽黒の古道を歩いて山頂に行ったときのことを書いていますので、よろしければご覧ください。
【太陽によろこんで】
朝日連峰以東岳の山頂で撮影しました。小さな太陽を、水滴をつけた小さな草がよろこんでいる様に見えました。
【空の支配者】
こちらも朝日連峰以東岳から撮影しました。重く分厚い雲はまるで空を支配しているようです。下からの赤い太陽の光が幻想的ですね。一瞬しかとれない貴重な写真です。
【大きいハンマー】
登山者カウンター(設置や点検の事については前の日記をご覧ください)を立てるときに使うハンマー。手と比べても、すごく大きいことがわかります。また、ずっしりと重いです。設置の時はこれを担いで山に登ります。大事な仕事の一つです。
【小さな鳥居】
月山ビジターセンターから少し奥に行くと羽黒キャンプ場があります。その一角に小さな鳥居がありました。大山祇神社の鳥居です。鳥居をくぐると緩い坂が延びていて、しばらく歩くとひっそりとした神社が出てきます。前の日記でもご紹介していますので是非見てみてくださいね。
以上、風間アクティブレンジャーの一人写真展「日々のすきま」でした。また良い写真がたまりましたら随時開催しますね。ご来場ありがとうございました。