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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

遅ればせながら、新年度のご挨拶

2021年04月15日
十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

令和という年号も3年目にして、だいぶ違和感がなくなりました。

4月9日の通勤時の峠は吹雪でした。

雪となると、犬のように喜んで外に飛び出す伊藤です。

待っているのは、まばゆいばかりの景色です。

目覚めたばかりの花々は、突然の雪にびっくりしているのでしょうか?

〈淡雪舞う朝のキクザキイチゲ〉

〈希望にツボミをふくらますカツラ:雄花〉

〈実はナッツのように美味しいツノハシバミ:赤い雌花と長い雄花〉

 

 〈雪の帽子をかぶった仲良しフキノトウ:左 雌花  右 雄花〉

十和田湖畔の風景の移ろいや動植物の営みは、私に様々な想いを運んできます。

先日の巡視に行く途中に、カモシカを発見しました。

〈この周辺に住みついているようです〉

湖畔では、オシドリが仲良く群れています。毎年違うペアと言われていますが、

正確に調査しなければ、はっきりわからないとのことです。

オスはメスの1.5倍の数がいるということで、競争が激しいのでしょうか?

〈メス1羽にオス5羽です〉

また、事務所前の桐の枯れ枝には、時折キツツキがやってきます。

少し大きめだと思ったら、どうやら今回はアオゲラのようです。

〈アオゲラの背が朝陽に輝いています〉

大噴火が作り上げた十和田湖は、数万年の時を経て悠久の時を刻んでいます。

〈4/12 薄く張った氷に太陽があたり、偶然にも龍の目のように見える写真〉

どんなにあがいても自然の脅威にはかないません。

風に吹かれるように、川の流れに身を任せるように、生きていこうと思います。

皆さんが普段目にすることが出来ない風景や動植物の一瞬を捉えるために日々奔走します。

波乱に満ちた令和も、日々の一歩が明るい明日を運んで来ると信じて。

令和3年度もどうぞよろしくお願いいたします。