アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
9年目の3.11
2020年03月12日
三陸復興国立公園
こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。
三陸復興国立公園は、東日本大震災により被災した三陸地域の復興に貢献するために、
平成25年5月24日に創設された国立公園です。
平成23年のあの日から9年が経ち、令和になって初めての3.11を迎えました。
本公園の指定理由からも忘れてはならない日。
2,000名近くもの市民が大津波の犠牲となり、まち全体甚大な被害を被った岩手県陸前高田市に、
国・県・市で整備を進め、昨年一部供用を始めた高田松原津波復興祈念公園があります。
公園には3月11日に手を合わせ、思いを届けたいとたくさんの方々が訪れていました。
犠牲者の思いを引き継ぎ、大切なふるさとを復興させ、震災の教訓とともに未来へつなぐ
復興への決意を胸に10年目に向かって歩み出します。
【14時46分 海へ向かって黙祷 まっすぐ延びる"祈りの軸"の先には"海を望む場"があります。】
【"海を望む場"で献花 大津波により無くなってしまった7万本もの松原は再生中。】
【"奇跡の一本松" 大津波後一本だけ生き残った松、今はモニュメントとして復興のシンボルに。】
【"道の駅高田松原"外観の一部 壁に刻まれた孔は犠牲者の数。端の途中で途切れている所わかりますか?】