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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

碁石海岸きれいなジオパーク&トレイルでおもてなし美化運動

2019年07月08日
大船渡 坂本麻由子

大船渡自然保護官事務所の坂本です。こんにちは。

先月末になりますが、岩手県主催で碁石海岸のボランティア美化運動が行われました。

『三陸防災復興プロジェクト2019(6/1~8/7)』 https://sanriku2019.jp/

や『みちのく潮風トレイル全線開通(6/9)』 http://tohoku.env.go.jp/mct/

など、今年の三陸の夏はいつもと違う盛り上がりを見せてくれそうな予感。

三陸復興国立公園に県内外からより多くの来訪者が見込まれるということで

碁石海岸でも夏休み等の観光シーズンを迎える準備として

「きれいなジオパーク&トレイル」でおもてなしをしようと

碁石海岸やその周辺の関係団体等が連携し、ボランティア清掃活動を実施しました。

この日活動に参加したのは約30名。

いつも碁石海岸でお客様のおもてなしをしている関係施設の皆さんのほか

環境省パークボランティア、大船渡市、岩手県多くの方が汗を流しました。

碁石浜の海岸ゴミ拾い班。

流れ着いているゴミはペットボトルやロープの切れ端、包装フィルムのようなものが多かったです。

海外の文字が印刷されているものも多く、今話題の海洋ゴミ問題は

太平洋に面するの小さな浜でも他人事ではないのです。

海の恵みで生きている以上、一人一人が心がけてなくてはならないことですね。

こうやって拾うことも、買い方や捨て方を考えることも、小さなことだけど大事なこと。

こんな話をしながらゴミを拾う機会がもっとあってもいいですよね。

今日の成果はこの通り。ほんの一時間でこの量です。

       回収ゴミ合計26.9㎏

(もえるゴミ 17.7㎏、もえないゴミ 7.5㎏、空き缶 1.7㎏)※県計量による

そしてこちらは遊歩道案内板清掃係。

とっておきの絶景に"なるほど"をくれる案内看板。

読みやすいように丁寧に拭き取りました。

このようにみんなで汗を流し碁石海岸をきれいにできました。

三陸沿岸各地でこのような美化運動が実施されています。

この夏は是非、三陸復興国立公園へ遊びに来て下さい、お待ちしております。