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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

アクティブ・レンジャー古館の鳥だよりVol.2/2018

2018年05月14日
宮古 古館 百合子


5月の大型連休を過ぎ、森の中も緑深くなってきました。

 

巡視をしていると、遠くに波が寄せる音が聞こえつつ右から左から絶え間なく野鳥の声が聞こえてきます。

「どんな鳥がいるのかな?」とカメラを片手に構えると...

【メジロ】

http://tohoku.env.go.jp/blog/2018/04/vol12018_1.html

前回のVol.1では桜の花蜜を絶え間なく吸っていましたが、今回はカエデ科の木にとまっているのを発見。動きが早くて追いかけるのが大変でした...。

 

【ヤマガラ】

こちらはなんとカメラ目線!!!

メジロと同じ木を行ったり来たり...ヤマガラの後ろ姿を追いかけながら「こっちを見てちょうだい!」と願ったら3mほどの距離に近づいてきてこちらに顔を向けてくれました。

今年の運を使い果たしてしまったんじゃないかと思うようなラッキーなベストショットでした。

 


【キビタキ】

キビタキは日本に夏鳥として渡ってくる鳥です。

メスは緑がかった褐色をしていて見つけにくいですが、オスのキビタキは眉と腹部が鮮やかな黄色を帯びているので、深緑の季節でも目を引きます。

 

今回写真を撮影した宮古市の姉ヶ崎園地では、キビタキの他にも例年夏鳥がたくさん見られるので、野鳥目当てに訪れる方もいらっしゃる場所です。

また野鳥を見かけたらこちらでご報告いたします。

 

みなさんも双眼鏡片手にバードウォッチングを楽しんでみてください。

では、また鳥だよりVol.3で。