アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
【アクティブ・レンジャー古館の鳥だよりVol.1/2018】
2018年04月24日
宮古
屋外業務をしていると、様々な鳥に出会います。
そこで、花だよりに続いて【鳥だより】もお届けいたします。
先日4/14は、浄土ヶ浜ビジターセンター主催の自然観察会があり、15名の参加者と一緒に春の花を楽しみながら私もスタッフとして同行してきました。
カタクリやヤマエンゴサクなど足元の花がメインの観察会でしたが、桜も咲き始めていました。
メジロやシジュウカラなどが桜の花蜜を吸いに来ており、野鳥のさえずりを耳にし、持参した双眼鏡で野鳥の姿を追いかける参加者もいました。
私は観察会サポート終了後にもう一度同じ道をたどり、さえずりのするほうへ。
メジロの撮影に成功しました!
やや強く冷たい風が吹く中ではありましたが、桜の枝を器用に移動しながら花蜜を吸っていました。
三陸復興国立公園では海岸の国立公園なので、ウミネコやウミウなどの海鳥はもちろんですが、森の中で活動する鳥など様々な野鳥が見られます。
【イスカ】
こちらは、先月3月13日の早朝に撮影したイスカ。普代村の海岸にあるアカマツにとまっていました。
イスカは日本には主に冬鳥として渡ってくる鳥で、鮮やかな赤い体色と上下のくちばしが交差しているのが特徴的です。
この辺の海沿いにも飛来しているようなので、また今年の冬に出会えるといいなぁ。
みなさんも双眼鏡片手にバードウォッチングを楽しんでみてください。
では、また鳥だよりVol.2で。