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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

十和田湖と八甲田の夏

2017年07月21日
十和田八幡平国立公園

こんにちは。

十和田湖の空の青、森の緑と、湖の紺碧の色が夏色を織りなしているような7月もなかば、鳥のさえずり、湖をわたる風の音、暗闇に輝く星や、月、すべてに癒やしを感じる、伊藤です。

十和田湖や八甲田の山々に夏が訪れました。

十和田湖や八甲田にはたくさんの楽しめるスポットやアクティビティがあります。

その一つにカヌーがありますが、7月8日にビジターセンター主催で開催されたカヌー体験に、友人二人と参加しました。

"神秘の湖"を肌で感じよう、という企画です。

水上から眺める乙女の像や、十和田湖の外輪山はまた違った魅力がありました。

7月13日は蔦野鳥の森休憩所の写真展示と歩道の巡視に行ってきました。

蔦温泉一帯は、過去の赤倉岳の火山爆裂によって大量の泥流が発生し、それらが谷々を埋めて形成された地域で、泥流が川をせきとめたことにより蔦沼や赤沼など7沼ができたといわれています。

うっそうとした深い森の中を歩いていて、朽ち果てた木の上に目を移すと、苔や地衣類で形成された小さな森を発見しました。苔や地衣類は小さな生き物たちにとっては、とても大きな森なのかもしれません。

   【蔦沼】

   【木の上の苔を拡大してみると】

7月19日は、パークボランティアのみなさんが行っている北八甲田井戸岳植生回復作業の下見でした。

ボランティアのみなさんが作業する場所を、同行のアクティブレンジャーと確認する作業でした。素晴らしい景色が広がっていました。

   【酸ヶ湯から登った下毛無岱からのぞむ北八甲田の山並み】

   【登山道の途中からの景色】

   【湿原の池塘】

   【池塘に飛んで落ちるワタスゲの果穂】

   【北八甲田大岳にかかる環水平アーク】

7月に入ったばかりと思っていたのに、7月も残りあと10日あまりです。

北国の夏は、花火のようにぱっと咲いて散るようだと、山の景色を眺めながら思いました。

写真ではお伝えできない感動を、五感をフル活動させて味わってみてください。

燃えるような紅葉の前の、まばゆい十和田八甲田の夏へぜひ一度お越しください。

   【十和田湖外輪山からの展望台より】

   【子の口付近の湖岸より御鼻部山に沈む夕陽】