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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

「十和田湖周辺の魅力」

2017年04月13日
十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

はじめまして。

十和田八幡平国立公園管理事務所に4月1日にアクティブレンジャーとして着任しました

伊藤あけみと申します。

十数年ぶりに訪れた十和田湖畔の土地で、期待に満ちた春を迎えました。

十和田湖の魅力を発信できる仕事、一生懸命頑張ります。

管理事務所は十和田湖まで徒歩1分ほどの場所で、十和田ビジターセンターも近くにあり、十和田ビジターセンターでは、四季おりおりの情報を得ることができます。

十和田湖の名前の由来はアイヌ語で「トーワタラ」からきているといわれています。「トー」は湖、「ワタラ」は岩という意味だそうです。訳して、「岩が多い湖」となります。

名前の通り、湖から十和田神社に続く「開運の小路」には、奇岩、巨岩が多くあり、神様

として祀られています。

十和田といえば、十和田湖と奥入瀬渓流を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?奥入瀬渓流は紅葉の時期、十和田湖は夏がベストシーズンという印象が強いですが、今の時期もなかなか趣深く風情があります。

まだ芽吹く前の木々と、残雪の間を縫うように流れゆく奥入瀬渓流です。

また、葉が繁ってしまうと見えない滝や、夏は水量が無くて流れていない滝など、この時季だからこそ知ることのできる魅力もあります。

そして、十和田湖の向こうに広がる、白くたおやかな山々は、沢山の魅力を感じさせてくれます。

十和田湖に初めて住む私ですが、これから訪れる季節にわくわくしています。

これから十和田エリアを訪れる方も、かつて訪れたことのある方も、まずは十和田ビジターセンターに立ち寄り、情報を入手し、湖の見えるデッキでゆったりと時間を過ごすのもいいのではないでしょうか?

森と湖の癒しを、是非、十和田で感じてみてください。