アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
パークボランティア活動で公園名のプレート設置を行いました
2016年06月15日突然ですが、みなさんは【パークボランティア】という言葉を耳にしたことはありますか?
パークボランティアとは、全国の国立公園などで活動しているボランティアさんのことで、標識や自然歩道などの修理や、美化清掃を行っています。宮古周辺で活動している【三陸復興国立公園中部地区パークボランティア】には22名が所属しており、浄土ヶ浜ビジターセンターの野外イベントのサポートやみちのく潮風トレイルの管理などを行っています。
※パークボランティアについて詳しく知りたい方は下記URLからご覧いただけます。
→https://www.env.go.jp/park/workers/index.html
先日のパークボランティア活動では、標識に記載されている【陸中海岸国立公園】の公園名の表示を【三陸復興国立公園】に変える作業を行いました。名称が変更されたのは3年前ですが、名称がそのままになっていた場所が数か所あったので、ボランティアさんのお力を借りて直してきました。
普代村・黒崎園地にある案内看板です。ここでは公園名を変更するほか、【環境庁】のままになっている省庁名を変えたり、老朽化により落ちてしまった【アンモ浦展望台】の板を取り付ける作業を行います。
電動ドリルを使いプレートを固定すること15分...
看板が息を吹き返しました。これからは看板の役割をしっかり果たしてくれることでしょう。
実は...木材でできたこのプレートは、4月に行ったボランティア活動で作製したものです。
(左上から時計回りに)
① 木材をノコギリで適当な大きさに切断している様子
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② 木材に防腐剤を塗っている様子
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③、④ スポンジに絵の具を染みこませ、自分たちで作製したテンプレートの上から板に文字をのせている様子
【完成したプレートを持って集合写真】
【取り付けたプレートの前で集合写真】
今後もボランティアさんたちとともに国立公園を訪れる方々のことを想って活動していきたいと思います。