アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
羽黒地区パークボランティア年度はじめ集会
2016年04月22日こんにちは。皆さん初めまして。
白銀さんの後任として羽黒自然保護官事務所に勤めることになりました、古川望です。アクティブ・レンジャーとしてこれからたくさんの方々とお会いするのを楽しみにしています。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回は4月9日(土)に月山ビジターセンターにて開催された、羽黒地区パークボランティアの年度はじめ集会をご紹介いたします。
羽黒地区パークボランティアの方々は、鶴岡市内、酒田市などにお住まいの方27名で活動されています。月山ビジターセンターの開館当初からボランティア活動をされている方々もおり、環境省主催のイベントでもご活躍いただいています。
まずは集会に入る前に顔合わせ会ということで、自己紹介や近況報告などを行いました。
【顔合わせ会の様子】
その後、鶴岡市消防署職員を講師にお招きして、消防避難訓練が行われました。
避難訓練では、ビジターセンターの建物内にて火災が発生し、居合わせたパークボランティアの方が消防署への通報、館外への避難誘導(一般来館者役と誘導補助役に分かれて)を行う想定で実施しました。
また、館外にて訓練用の水消化器を用いて、火災時の初期消火訓練も行いました。
【消化器訓練の様子】
同じく鶴岡市消防署職員による、AEDを用いた救命講習会も行われました。AED機器の取扱い方法や、救急車が到着するまでにできることなど、参加者の皆さんが熱心に講習を受けられていました。
【救急救命講習会の様子】
昼食後の年度初め集会では、活動運営基本計画や、月山外来植物除去イベント、今年度の月山ビジターセンター年間事業内容や、月山ビジターセンターのギャラリーの展示方法、活動のPR方法についてなど、様々な内容について意見を交わしました。
年度はじめ集会では植物に詳しい方、鳥に詳しい方、女性ならではの視点で活動される方など、様々な分野で知識と経験をお持ちの方と顔を合わせることができました。林の中で聞いた音を録音してパークボランティアさんに尋ねたところ、キツツキのドラミング(キツツキが木を突く音)だと教えていただきました。一つひとつ学びながら、私にできることを模索して進んでいきたいと思います。
また、私事で大変恐縮ですが、昼食の際に羽黒地区パークボランティアの皆様や月山ビジターセンターの職員の方々から歓迎会を開いていただきました。穏やかで温かい方々に歓迎していただいて、新生活の不安も吹き飛ぶようでした。本当にありがとうございます。
当日に全員の方とお話はできませんでしたが、今後一緒に活動させていただく中でお話を聞かせていただければと思っています。これからどうぞよろしくお願いします。