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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

みどりの日の集い

2015年05月08日
白神山地 伊藤 亮平

5月4日みどりの日に白神山地世界遺産センター藤里館で、毎年恒例の自然観察会「みどりの日の集い」が開催されました。

藤里町内の観察ポイントを回る約8kmのコースを歩きました。

遺産センターからスタートして道端の植物を観察しながら最初のポイント、樹齢300年以上もあるご神木、田中の大イチョウ(権現の大イチョウ)に到着。

間近でみると迫力があり、気根(きこん)という空中にある根も見ることができました。

次に峨瓏(がろう)大滝へ行き小休憩。この日は水量が少なめでした。

すぐ隣に道路があるのに、このような滝が見られるのは不思議な感じがします。

これからこの滝の上の沢、峨瓏峡を歩いていきます。

峨瓏峡を抜けると遺産センターの裏山、高山の登山口に到着、ここからは山登りです。

すでに散っているものもありましたが、いくつか花も見ることができました。(左上:シラネアオイ、右上:キクザキイチゲ、左下:ウスバサイシン、右下:チゴユリ)

今年は気温が高く、開花時期がいつもより早くなっているそうです。

花や植物を観察しながら登っていくと、山頂が見えてきました。

標高388mですが、見晴らしがとても良く、藤里町一帯や、藤里駒ヶ岳や小岳などの山々が見えます。

山頂でお昼ご飯を食べて、スタート地点の遺産センターへ戻ります。

下山して、遺産センターまでの道の途中、セイヨウタンポポの群れの中に一輪、日本在来のタンポポらしき花がありました。花の下の部分の総包(そうほう)がそり返っていないのがわかります。普段通り過ぎるような場所でも目をとめると、意外な発見がありました。

下山途中少し雨が降ったものの、山頂の見晴らしも良く、全体的に天候に恵まれた中で、身近な自然を感じることができました。