アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
コカナダモ防除作業に参加しました!
2014年09月25日
裏磐梯
みなさんこんにちは。裏磐梯の渡部です。
日も短くなり、肌寒い日が続くようになりました。浄土平では葉が黄色や赤に変わりはじめ、本格的な紅葉シーズンを迎えようとしています。裏磐梯もこれから紅葉の時期を迎えます。皆さんぜひ遊びに来て下さい。
さて、今回の日記では、18日に裏磐梯の曲沢沼で行われた外来生物のコカナダモ防除作業の様子をお伝えします。
コカナダモは北アメリカ原産の水草で、各地の湖や沼に侵入し在来の水生植物の生育場所を奪っています。
外来生物法では要注意外来生物に選定され、特定外来生物のような法的規制はないものの、取扱いなどに十分な配慮をお願いしている生物です。
水中に繁茂するコカナダモ
裏磐梯の曲沢沼では、コカナダモが原因で景観に影響を及ぼすようになってしまいました。
曲沢沼は、周辺の景色が水面に映り込んだ姿がとてもきれいな場所で人気スポットとなっています。
しかし、近年コカナダモが繁茂し、その上にアオミドロが発生するようになってしまいました。そのため、水面に周辺の景色が映らず、コカナダモの上にもやもやとしたアオミドロが広がる景色となってしまいました。
そこで、昨年から北塩原村や裏磐梯ビジターセンターが中心となり近隣の方々や福島大学、関係機関に呼びかけ、コカナダモの防除作業を行っています。今年も沼にコカナダモが繁茂したため、防除作業が行われました。
作業の様子
胴長を履いてコカナダモを取り除いたり、深い場所ではボートからコカナダモを引き上げる作業を行いました。水中に繁茂するコカナダモは水分をたくさん含み、とても重く引き上げるのが大変な作業でした。
作業は約30名で行われましたが、取っても、取っても水中から次々上がってくるコカナダモに体力が奪われていきました。引き上げたコカナダモはトラックに積み込み運び出され、干して乾燥させます。
沼からの引き上げ作業と同時に、トラックに積んでは運び積んでは運びを繰り返し、半日で大量のコカナダモを取り除くことができました。そして、一部ではありますが水面に景色が映るようになりました。
今回の作業で、全てのコカナダモを取り除くことはできませんでしたが今後も継続して行われるようです。
作業前(左)と作業後(右)の曲沢沼
裏磐梯にはコカナダモをはじめとした外来生物がたくさん住んでいますが、それらの勢いが少しでも抑えられるよう、それぞれの外来生物に対して防除活動を継続して行っていきたいと思います。
日も短くなり、肌寒い日が続くようになりました。浄土平では葉が黄色や赤に変わりはじめ、本格的な紅葉シーズンを迎えようとしています。裏磐梯もこれから紅葉の時期を迎えます。皆さんぜひ遊びに来て下さい。
さて、今回の日記では、18日に裏磐梯の曲沢沼で行われた外来生物のコカナダモ防除作業の様子をお伝えします。
コカナダモは北アメリカ原産の水草で、各地の湖や沼に侵入し在来の水生植物の生育場所を奪っています。
外来生物法では要注意外来生物に選定され、特定外来生物のような法的規制はないものの、取扱いなどに十分な配慮をお願いしている生物です。
水中に繁茂するコカナダモ
裏磐梯の曲沢沼では、コカナダモが原因で景観に影響を及ぼすようになってしまいました。
曲沢沼は、周辺の景色が水面に映り込んだ姿がとてもきれいな場所で人気スポットとなっています。
しかし、近年コカナダモが繁茂し、その上にアオミドロが発生するようになってしまいました。そのため、水面に周辺の景色が映らず、コカナダモの上にもやもやとしたアオミドロが広がる景色となってしまいました。
そこで、昨年から北塩原村や裏磐梯ビジターセンターが中心となり近隣の方々や福島大学、関係機関に呼びかけ、コカナダモの防除作業を行っています。今年も沼にコカナダモが繁茂したため、防除作業が行われました。
作業の様子
胴長を履いてコカナダモを取り除いたり、深い場所ではボートからコカナダモを引き上げる作業を行いました。水中に繁茂するコカナダモは水分をたくさん含み、とても重く引き上げるのが大変な作業でした。
作業は約30名で行われましたが、取っても、取っても水中から次々上がってくるコカナダモに体力が奪われていきました。引き上げたコカナダモはトラックに積み込み運び出され、干して乾燥させます。
沼からの引き上げ作業と同時に、トラックに積んでは運び積んでは運びを繰り返し、半日で大量のコカナダモを取り除くことができました。そして、一部ではありますが水面に景色が映るようになりました。
今回の作業で、全てのコカナダモを取り除くことはできませんでしたが今後も継続して行われるようです。
作業前(左)と作業後(右)の曲沢沼
裏磐梯にはコカナダモをはじめとした外来生物がたくさん住んでいますが、それらの勢いが少しでも抑えられるよう、それぞれの外来生物に対して防除活動を継続して行っていきたいと思います。