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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

オオハンゴンソウ駆除・事前授業

2014年07月23日
十和田
みなさま、こんにちは。
十和田自然保護官事務所の大野です。

7月24日(木)のオオハンゴンソウ駆除作業にあたって、十和田湖中学校で事前授業を行ってきました。



当所から“外来生物”について、影響や係る法律等について紹介した後、自然公園財団・十和田支部の山下さんにオオハンゴンソウの概要、実際の作業についてお話し頂きました。

オオハンゴウソウは繁殖力が強く、根絶が難しいため、長期にわたる駆除作業が必要という話をみなさん真剣な面持ちで聞いていました。

また、山下さんより「シロツメクサ(外来種)の名前の由来は?」と
クイズが出題され、答えを知っていた生徒さんがいた事にビックリ。



荷物を送る際の梱包材として、干したものを使用していたため、
白くて、詰める、草=シロツメクサ、となったそうです。

私も勉強になりました…!

最後に事務所の近くにあるオオウバユリをご紹介します。



根元からバッタリ倒れてしまっていますが、茎の途中から立ち上がり、
花を咲かせようとしています。

オオウバユリに野生のたくましさを感じる今日この頃でした。

右の写真はオオウバユリの花が咲いた様子です。