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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

蒲生干潟 カラーフラッグ装着のシギチドリ類 秋

2013年09月25日
仙台
東日本大震災から2年6ヶ月が過ぎて、蒲生干潟は秋のシギチドリ類の利用が盛んになってきています。

台風18号が通過した秋晴れの9月18日に、台風の影響とシギチドリ類の渡り状況確認のため、遠矢自然保護官と巡視してきました。
巡視の前の週から、「蒲生を守る会」の方からの情報で、カラーフラッグ装着のオオソリハシシギが観察されていたことを聞いていたので、今回確認できるかな、それとも台風でどこかに移動したかな、と思いながら蒲生干潟を観察しました。


写真をご覧ください。蒲生干潟で休息しているシギチドリ類です。左から、アオアシシギ、オオソリハシシギ、オバシギ、オオソリハシシギ(フラッグ装着)、ホウロクシギ、ダイゼン(冬羽)、ホウロクシギです。台風も蒲生干潟でやり過ごしたシギたちなのでしょうか?

オオソリハシシギの左跗蹠(ふしょ)に青(上)白(下)のカラーフラッグ装着しているのを確認できました。このカラーフラッグは、前にハマシギでも紹介したのですが、亘理町の鳥の海で装着したことの証です。今年生まれのジュニアで青のフラッグには、H8と読み取れました。

震災後、蒲生では、南オーストラリア州、ロシア・サハリン、亘理町鳥の海でフラッグを装着したシギチドリ類を幾度と確認してきています。


ここ蒲生干潟は、国際線、ローカル線(蒲生⇔鳥の海)の発着場所であり、休憩、退避所でもあることを、春、秋と季節ごとに鳥たちが教えてくれているようです。

ローカル線は距離が近いこともありますが、シギチドリ類にとっては重要な路線のようです。フラッグを装着していることによって、渡りの道が見えてきます。

これから南に渡るために餌を食べたり、休養したりしている鳥たちです。ぜひ、優しく見守ってくださいね。