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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

おおさき生きものクラブ「草はらでバッタとり!」観察会

2013年08月30日
仙台
夏休み最後の日曜日に、国指定化女沼鳥獣保護区に隣接する「古代の里」で観察会が開催されました。私も講師として参加いたしましたので、その様子をお伝えします。

まずは、おおさき生きものクラブについて、少し紹介します。大崎市産業経済部産業政策課では、25年4月から、大崎市内の小中学生を対象に大崎市の自然や生きものに親しむクラブをはじめました。大崎市には、国指定鳥獣保護区(ラムサール登録湿地)が二つ「蕪栗沼・周辺水田」、「化女沼」がありますが、大崎市内の様々な豊かな自然環境を地元のNPOの皆さんと一緒に1年間を通して観察、体験するのが目的です。


「草はらでバッタとり!」観察会は8月25日に開催されました。約60名の参加午前の部と午後の部の2回の観察、朝8時に次から次と参加する親子が集まってきました。


バッタの仲間は基本的に手づかみするのですが、網を持ってきてもオーケー!
女の子もバッタをちゃんと捕まえることができました。観察会場は、芝生、くさむら、砂利などさまざまな環境があり、網の出番もありました。子供たちと競うようにお父さんたちも活躍しました。(写真提供大崎市産業政策課)

オンブバッタ    クルマバッタモドキ(翅の特徴)
ショウリョウバッタ コバネイナゴバッタ
コオロギの仲間のほかに、シマヘビもそれぞれのグループで観察。参加者全員がバッタとりを体験し、観察後には、自然に還しました。

おおさき生きものクラブの皆さんは、バッタやいろんな生きものに興味をしめし、何に対しても興味津々です。記念撮影をして観察会終了です。夏休みの最後の思い出となりました。
この体験が大崎市の自然を大切に思い、自然保護の担い手に育つことを願います。