アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
水鳥の糞便調査
2013年01月25日
十和田
十和田自然保護官事務所では野鳥における鳥インフルエンザの発生を早期に発見するため、管内の定期的な巡視とウイルスへの感染を調べるための水鳥の糞便調査を行っています。
調査は主に冬場に行いますが、この時期に水鳥の糞を見つけるのはなかなか大変な作業です。
雪が降っている状況では糞がすぐ雪に埋もれてしまいますし、湖が凍り始めると水鳥たちは氷の上で休むため岸まで来なくなってしまうからです。
この日は水鳥が多く集まる十和田湖畔の2箇所で調査を行いましたが、二日連続で好天に恵まれていたため絶好の採取日和となりました。
カモ類の姿はあまり見られませんでしたが、桂ヶ浜でオオハクチョウの糞を採取することができました。
桂ヶ浜から見た十和田湖
採取の様子
採取した糞は密閉した容器に入れられ、検査機関に送られます。
宇樽部地区の桟橋でも調査を行いましたが、糞は発見できませんでした。
桟橋周辺ではすでに結氷(けっぴょう)が始まっており、水鳥達はかなり沖合にいる様子でした。
宇樽部地区からみた十和田湖
昨年十和田湖では24年ぶりの大規模な結氷が話題になりましたが、今年は昨年を上回るペースで結氷が進んでいる模様です。
今後の冷え込み次第では、今年も壮大な結氷が見られるかもしれません。
昨年の十和田湖結氷の様子
調査は主に冬場に行いますが、この時期に水鳥の糞を見つけるのはなかなか大変な作業です。
雪が降っている状況では糞がすぐ雪に埋もれてしまいますし、湖が凍り始めると水鳥たちは氷の上で休むため岸まで来なくなってしまうからです。
この日は水鳥が多く集まる十和田湖畔の2箇所で調査を行いましたが、二日連続で好天に恵まれていたため絶好の採取日和となりました。
カモ類の姿はあまり見られませんでしたが、桂ヶ浜でオオハクチョウの糞を採取することができました。
桂ヶ浜から見た十和田湖
採取の様子
採取した糞は密閉した容器に入れられ、検査機関に送られます。
宇樽部地区の桟橋でも調査を行いましたが、糞は発見できませんでした。
桟橋周辺ではすでに結氷(けっぴょう)が始まっており、水鳥達はかなり沖合にいる様子でした。
宇樽部地区からみた十和田湖
昨年十和田湖では24年ぶりの大規模な結氷が話題になりましたが、今年は昨年を上回るペースで結氷が進んでいる模様です。
今後の冷え込み次第では、今年も壮大な結氷が見られるかもしれません。
昨年の十和田湖結氷の様子