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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

ただいま開催中!! 特別パネル展示『陸中海岸国立公園 復興の歩み』

2012年11月16日
宮古
みなさんこんにちは。宮古では、紅葉が見られる季節です。宮古自然保護官事務所のモミジは、てっぺんが少し赤く色づき始めました。もう少しすると、見事な紅葉を見ることが出来そうです。

さて、今回は写真展についてお知らせします。
11月15日より、浄土ヶ浜ビジターセンターにて、特別パネル展示『陸中海岸国立公園 復興の歩み』を開催しています。
東日本大震災で影響を受けた陸中海岸国立公園北部(久慈市~山田町)の被災前、被災直後、そして現在の様子を展示しています。

 昨年の夏は、『陸中海岸国立公園 震災の記憶』を開催し、被害のあった場所の被災前後の比較写真を展示しました。見てくださった方々からは、大きな反響をいただきました。

 そして、今回は被災直後から時間が経過してどのような変化があったのかに加えて、再び花を咲かせた植物や地域の方々の前向きな取り組みの様子も合わせてご覧いただけます。

 写真は、自然保護官事務所の業務を通じて撮影したものを使用し、それらをパネルに貼ったり解説をつけたり、全てが手作りの写真展です。少しでも多くの方々に見ていただき、自然の脅威や回復力について理解を深めていただきたいという思いで、制作をしました。前回の写真展をご覧になった方々からいただいた感想や環境省が進めるグリーン復興の取組みについても紹介しています。

<お知らせ>
浄土ヶ浜ビジターセンターは冬期間 (11月~3月)毎週水曜日が休館日となります。
開館時間は9:00~16:00となりますので、ご来館される場合はお気をつけください。




同じ場所の震災前、震災直後、そして現在の様子を展示しています。





2011年の夏に開催した時のアンケート結果と、いただいた感想やご意見を紹介しています。





これは、手作りのアルバムです。復興に向けて取り組む方々の姿や一生懸命に生きる植物の写真を納めました。