アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
『種刺海岸』
2011年10月28日
宮古
今、陸中海岸はコハマギクが断崖の岩を飾り、春や夏とはひと味違った風景を見ることができます。
10月25日盛岡や宮古の森林ボランティア、宮古地区のパークボランティアの皆さんとともに、宮古市重茂半島にある種刺海岸で清掃活動を行いました。ここは自然歩道を歩くか、船でしか行くことの出来ない場所で、毎年秋のトレッキングイベントで利用していました。可愛らしいドット模様の石が印象に残る浜でもあります。
震災後の今年5月、調査に来たときは、津波によって折られた痛々しい木々がたくさん残り、大量の漂着物が浜いっぱいに打ち上げられていました。しかし、地元の漁協の方々が少しずつ清掃活動をされており25日、海岸に着くと漂着物がまとめられていました。
今回はj地元の漁協さんが船を出して、私たちを現地まで運んでくださいました。森林ボランティアの方々がチェーンソーを使って潮をかぶって立ち枯れした木々の処理を行い、私たちは海岸に打ち上げられた物を波の来ないところまで運び、分別します。漂着したものの中には、遠くから流れ着いたと思われるものもありました。震災前に行っていた海岸清掃とは異なり、拾っても拾っても終わりは見えません。それでも、みなさんは着実に作業を続けました。
午後3時、この日の作業は終了。汗びっしょりです。みなさんがそれぞれの役割で、時間いっぱい活動しました。しかし、大量の漂着物や立ち枯れの木はまだまだたくさん残っています。今後も清掃活動は続きます。
自分の体より大きなものもありますが、すべて人力での作業です。
震災前の種刺海岸
現在の種刺海岸
10月25日盛岡や宮古の森林ボランティア、宮古地区のパークボランティアの皆さんとともに、宮古市重茂半島にある種刺海岸で清掃活動を行いました。ここは自然歩道を歩くか、船でしか行くことの出来ない場所で、毎年秋のトレッキングイベントで利用していました。可愛らしいドット模様の石が印象に残る浜でもあります。
震災後の今年5月、調査に来たときは、津波によって折られた痛々しい木々がたくさん残り、大量の漂着物が浜いっぱいに打ち上げられていました。しかし、地元の漁協の方々が少しずつ清掃活動をされており25日、海岸に着くと漂着物がまとめられていました。
今回はj地元の漁協さんが船を出して、私たちを現地まで運んでくださいました。森林ボランティアの方々がチェーンソーを使って潮をかぶって立ち枯れした木々の処理を行い、私たちは海岸に打ち上げられた物を波の来ないところまで運び、分別します。漂着したものの中には、遠くから流れ着いたと思われるものもありました。震災前に行っていた海岸清掃とは異なり、拾っても拾っても終わりは見えません。それでも、みなさんは着実に作業を続けました。
午後3時、この日の作業は終了。汗びっしょりです。みなさんがそれぞれの役割で、時間いっぱい活動しました。しかし、大量の漂着物や立ち枯れの木はまだまだたくさん残っています。今後も清掃活動は続きます。
自分の体より大きなものもありますが、すべて人力での作業です。
震災前の種刺海岸
現在の種刺海岸