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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

十二湖の仙人から学ぶ!山と海と文化を体験キャンプ

2011年08月02日
白神山地
先週末の7月29日(金)~31日(日)に青森県深浦町にある十二湖で第1回子どもパークレンジャーを開催しました。
十二湖周辺には、山もあり、海もあり様々な体験をすることができます!
そんな豊かな自然と、そこの文化を2泊3日で十二湖の仙人の板谷さんに案内してもらいました。

今回のキャンプには全部で24人の参加があり、地元深浦町からや弘前市、遠い子は福島県から参加してくれました。
まずは開会式を行った十二湖エコ・ミュージアムセンターで白神山地について勉強。キャンプ場に移動してからは、みんなで協力してテントをはりました。

はじめに十二湖の探検として板谷さんに細い歩道を歩いて日本キャニオンまで連れていってもらいました。
ぬかるんでいたり、細い橋がかかっているだけだったりと、不安定な足下に不安そうに歩く子もいましたが、日本キャニオンにたどり着いた時には、山が崩れて砂ばかりの景色にみんな、すごいキレイ!と感動していました。

2日目には、青池を案内してもらったり、十二湖から白神岳に通じている崩山に登山。慣れない登山にみんな大変そうでしたが、展望の良い大崩から十二湖全体や、自分たちが泊まっているキャンプ場を見たときはとても達成感がありました!
山を下りてから、山のふもとにあるわき水を飲んだときには、山の水は本当に美味しいと言って飲んでいました。



山を歩いているときには、途中途中で仙人に変わった形の葉っぱや、木の実など色々なことも教えてもらいました。
みんな子どもパークレンジャーの手帳にメモしたり、観察したりと、教わったばかりの知識をお互いに教え合いながら楽しそうに歩いていたようです。


登山後は海に移動し、磯でカニを釣ったり魚捕りをしたり。みんな登山の疲れを忘れたかのように海ではしゃいでいました。
仙人でもあり、漁師でもある板谷さんが捕ってきたサザエと、自分たちが歩いた山から採ってきた山菜を、海と山を見ながらの夕食。白神の山と、そこからつながる日本海の両方の幸を実際に味わうことができました!



日が落ちてきてからは、みんなで日本海に沈む夕日を堪能。
夕日が沈むのを待っている間に板谷さんから、海を見ながら山と海の繋がりや、自分たちがさっき食べた恵みとその豊かさについて教えてもらいました。
曇ってしまったり、もやがかかっていたりとなかなかキレイな夕日を見るのは難しいのですが、この日はみんなの行いが良いのかとてもキレイな夕日を見ることができました!




3日目には、文化の体験として板谷さんの炭焼き小屋で様々なことをさせてもらいました。
焼いてある炭を灰の中から取りだしてお土産としてもらったり、木をノコギリで切ったり、薪割りを体験したり。子どもには少し重い感じもする斧を使い薪割りをしましたが、上手く割れたときには本当に嬉しそうで、何回もやりたい!とせがむ子もいました。




最後には、みんなお待ちかねの海水浴と海釣りをしました。
板谷さんの番屋の前の、白神岳や登山をした崩山をみることができるとても景色の良い海で遊びました!
海に潜って海藻や貝・ウニを採ってきたり、網で小さいフグを捕まえたり、いろいろな魚を釣ったりしていました。
もっと遊びたい!と言う子どもたちを海から出し、みんなで3日間にあったことをふりかえり、閉会となりました。

途中、少し雨が降って心配もしましたが、3日間とも天気に恵まれ、山と海とそこの文化を体験をすることができました!様々な繋がりを学ぶことができたキャンプでした。