アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
生きるために
2011年06月14日
仙台
東日本大震災から3ヶ月が過ぎました。被災した皆さんにとって「あれから何日、何ヶ月」と数えながら、ふりかえり、ふりかえり、そして前をみつめて心の傷を治療しているような気がします。
国指定仙台海浜鳥獣保護区を巡視してきましたので報告します。5月末に台風と大潮が重なり、蒲生干潟の北側にある小高い松林の端は随分波に削られてしまい、前回の巡視の際には、砂浜の漂着物が片付けられていたのに、新たに大量の漂着物が海岸を埋め尽くしていました。これは、嵐の都度繰り返されるのかもしれません。
昨年9月から3月はじめまで観察されていたミヤコドリですが、震災以来観察できていませんでした。越冬のために飛来していたはずなので、夏場はいないのは当然なのですが、・・・・・
せっせと、干潟で好物のイソシジミを探しています。蒲生干潟で越冬した個体なのかは?ですが、何となく勝手知ったる感じです。繁殖地に行きそびれたのでしょうか?それとも、好物の貝が沢山あるからでしょうか?
その側では、ウミネコがご馳走にありついています。アシハラガニのようです。
どちらも生きるために食事をしている光景を観察していると、、「縁の下の力持ち」底生生物も頑張っているのではと、想像してしまいます。
蒲生干潟の側にある工場敷地内のサギのコロニーでは、多くのサギが観察されました。
生きるために、食事、繁殖、自然界でもこの3ヶ月、大きな困難を乗り越えようと頑張っているようです。
国指定仙台海浜鳥獣保護区を巡視してきましたので報告します。5月末に台風と大潮が重なり、蒲生干潟の北側にある小高い松林の端は随分波に削られてしまい、前回の巡視の際には、砂浜の漂着物が片付けられていたのに、新たに大量の漂着物が海岸を埋め尽くしていました。これは、嵐の都度繰り返されるのかもしれません。
昨年9月から3月はじめまで観察されていたミヤコドリですが、震災以来観察できていませんでした。越冬のために飛来していたはずなので、夏場はいないのは当然なのですが、・・・・・
せっせと、干潟で好物のイソシジミを探しています。蒲生干潟で越冬した個体なのかは?ですが、何となく勝手知ったる感じです。繁殖地に行きそびれたのでしょうか?それとも、好物の貝が沢山あるからでしょうか?
その側では、ウミネコがご馳走にありついています。アシハラガニのようです。
どちらも生きるために食事をしている光景を観察していると、、「縁の下の力持ち」底生生物も頑張っているのではと、想像してしまいます。
蒲生干潟の側にある工場敷地内のサギのコロニーでは、多くのサギが観察されました。
生きるために、食事、繁殖、自然界でもこの3ヶ月、大きな困難を乗り越えようと頑張っているようです。