アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
蔦野鳥の森巡視
2011年04月07日
十和田
今日は蔦野鳥の森へ行ってきました。
この「蔦(つた)」という地域は、南八甲田東側の山麓に位置し、赤倉岳東側山頂下で起きた火山活動の崩壊によってできた地形となっております。崩壊したあとのくぼ地には水がたまり、いくつかの湖沼群が形成されました。約1時間半でまわれる自然散策路「沼めぐりの小路」では、蔦七沼と称される沼の内6つの沼を巡ることができます。周囲はブナをはじめとした自然森が広がり、沢やくぼ地にはサワグルミやトチノキなどの落葉広葉樹、林床にはハイイヌガヤなどの低木やシダ植物が生息しています。
ここは私の大好きな場所の一つでもあります。というわけで、今日も沼めぐりの小路を歩いて来ました。
沼めぐりの小路の蔦沼側から入ってすぐ右手。毎年ミズバショウが見られる場所です。まだ開いてはいませんが、トレードマークの白い仏炎苞(ぶつえんほう)が覗いていました。
蔦沼 7つの沼の中で一番大きな沼。
左に見える白い山が赤倉岳。赤倉岳が見える稜線が凹んでいますが、ここが火山活動で崩れた箇所です。
ムササビがブナの冬芽を食べ散らかした跡がいくつかありました。木の上で枝ごと折って冬芽を食べ、そのまま落とすため、ムササビが食事をした跡は細かい枝などが散乱します。と、そこにヤドリギまで落ちていました。実を食べたのでしょうか?それにしても大胆に折るものですね。そばにムササビの糞も落ちていたので拡大してみました。
この「蔦(つた)」という地域は、南八甲田東側の山麓に位置し、赤倉岳東側山頂下で起きた火山活動の崩壊によってできた地形となっております。崩壊したあとのくぼ地には水がたまり、いくつかの湖沼群が形成されました。約1時間半でまわれる自然散策路「沼めぐりの小路」では、蔦七沼と称される沼の内6つの沼を巡ることができます。周囲はブナをはじめとした自然森が広がり、沢やくぼ地にはサワグルミやトチノキなどの落葉広葉樹、林床にはハイイヌガヤなどの低木やシダ植物が生息しています。
ここは私の大好きな場所の一つでもあります。というわけで、今日も沼めぐりの小路を歩いて来ました。
沼めぐりの小路の蔦沼側から入ってすぐ右手。毎年ミズバショウが見られる場所です。まだ開いてはいませんが、トレードマークの白い仏炎苞(ぶつえんほう)が覗いていました。
蔦沼 7つの沼の中で一番大きな沼。
左に見える白い山が赤倉岳。赤倉岳が見える稜線が凹んでいますが、ここが火山活動で崩れた箇所です。
ムササビがブナの冬芽を食べ散らかした跡がいくつかありました。木の上で枝ごと折って冬芽を食べ、そのまま落とすため、ムササビが食事をした跡は細かい枝などが散乱します。と、そこにヤドリギまで落ちていました。実を食べたのでしょうか?それにしても大胆に折るものですね。そばにムササビの糞も落ちていたので拡大してみました。