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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

雪山は不思議でいっぱい!西目屋小4年生総合学習-雪山トレッキング-

2011年02月28日
白神山地
西目屋村では、日中の寒暖の差が大きく、体調を崩しやすくなっていますが、如何お過ごしでしょうか?

さて、本日のAR日記は、元気一杯な西目屋小4年生と一緒に歩いた「雪山トレッキング」についてレポートします。

今回の「雪山トレッキング」は、白神山地世界遺産センター西目屋館のお隣さん、西目屋小学校4年生の総合学習の一環として実施しました。
この総合学習は、白神山地の魅力や楽しさ、価値を、自然体験を通して学ぶことをテーマに実施しています。昨年6月には、遺産センターで生き物や生態系について学び、9月には、実際に白神山地を流れる大川を中心に、川遊びやブナ林での活動を行って来ました。
さて、今回の「雪山トレッキング」は、西目屋村村内の小高い丘までを、スノーシュー(西洋かんじき)で散策する自然体験プログラムでした。
歩き出しからとても元気に、鼻歌交じりで歩いていきます。


自然体験活動 (上:リンゴ農家さんの説明、下:山腹の杉の巨木の下で休憩) photo 2011.2.26

途中で、リンゴ農家の三浦さんから、リンゴの剪定作業やリンゴ畑開墾時に自身が発見された石器についての説明を伺いました。特に石器を触れたことが無い子どもたちには、石器が(はやり?)鰹節に見えたらしく、臭いを嗅いでみたり、頬ずりしてみたりと大変興味深い物だったようです。
三浦さんと分かれた、西目屋村の家々が見渡せる丘まできて小休憩。大きな杉の木の下で自分の家を探します。
その後、山頂までの間、白銀の森を歩きます。慣れないスノーシューと急な斜面に悪戦苦闘。何度もスノーシューが外れてしまう子も。鼻歌は無くなり、一生懸命歩きます。


自然体験活動(白銀の森を歩く) photo 2011.2.26

頂上まで到着すると、みんなの顔にも笑顔が戻ってきました。
頂上では、周辺の森を歩きながら雪山の不思議探しや、自分達が昼食をする雪のテーブル作成を行いました。


自然体験活動(左上:雪山山頂到着、左下:雪のテーブル作り、
右上:雪山の不思議ヤドリギ、右下:何を見つけてきたか発表) photo 2011.2.26

普段見つけることが出来ない、ヤドリギの新芽や謎のメッセージ(虫の食痕跡)、ホタテみたいなキノコ(サルノコシカケ)など様々な不思議を見つけてくれました。
活動の最後は、しり滑りで下山。各自思い思いの格好で滑り下りてきました。なかなか、まっすぐ滑れない子。途中からきりもみしながら下って来る子。様々な滑り方で下りてくる子がいましたが、その日1番の笑顔を歓声に包まれました。


上:自然体験活動(しり滑り)
下:ふりかえり活動(今日の体験を思い出カードに) photo 2011.2.26

下山後は、温かい遺産センターで一休み。その後、今日1日の発見や体験をふりかえる為、その日の思い出を「カード」にしてみました。
みんなの思い出には何が残ったのでしょう?
完成後は、みんなの前で発表。お互いにどんなものが思い出に残ったのかな?
石器や樹木の冬芽、葉痕、ウサギの足跡、ウサギの糞、キノコ、しり滑り、様々な物が思い出に残ったようです。

今回で、屋外での総合学習は終わってしまいました。
西目屋小4年生はとても元気で明るく、楽しく活動を行うことができました。
来年も是非、元気なみんなで、白神山地へ探検に行きたいですね。