アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
【実施報告】 野鳥観察会『ガン達の北帰行を見送ろう』
2011年02月21日
秋田
ガン達の北帰行が本格的に始まり、宮城県内の飛来地や新潟県内の飛来地を離れたマガンやヒシクイが大挙して大潟村やその周辺にやって来ている中、タイミング良く野鳥観察会を実施しましたので報告します。
20日の日曜日は朝から気持ちよく晴れて絶好の野鳥観察日和となりました。加えて、野鳥観察会の講師は日頃から大潟村にも観察に来られている『日本野鳥の会あきた』の会員で穏和で明快な語り口が評判の2氏。移動は『大潟村教育委員会』より大型バス「かけはし」号を提供していただき遠くまで見渡せる高い目線で広大な、それはそれは広大な大潟村の田んぼに散らばるガンの群れを観察できるこの観察会は、毎年私自身も楽しみにしている観察会です。
大潟村干拓博物館前に集合して早速バスに乗り込んで頂き、観察会がスタート!!当日早朝より講師の2人と大潟草原鳥獣保護区管理員さんが走り回ってガン達が採餌している場所を確認していただいたのですが(←本当にいつもありがとうございます)、その場所へ移動してガン達を観察します。
大型バス「かけはし」号はまさしくガン達と参加者を繋ぐ「かけはし」となってヒシクイ、マガンやハクガンの居る場所へと連れて行ってくれます。
到着すると直ぐにスコープにガン達を捉えて観察できるような体制をとります。警戒心の強いガン達の観察にはスコープは欠かせませんからね。この場所ではヒシクイ主体にマガンとハクガンが数羽混じっている群れを観察しました。
この観察会は次の場所へ移動するまでの時間が特に貴重な時間。バスの通路に講師と鳥獣保護区管理員さんが居てくれるので、皆さんのお近くに必ず講師がいる状態になります。私が言うのもなんですが・・・この時間が良いんです。大潟村の野鳥のことなら大概のこと(←本音では「なんでも」と言いたい!)は応えてくれますからどんな質問でもOKです。貴重な情報だって出し惜しみ無しです!!
この場所では道路沿いの防風林を挟んで観察しました。観察する側としては林が障害物となってしまうのですが、ガン達から見れば丸見え状態よりもより安心できるのか?より自然な状態で観察することが出来ます。
この場所では『大勢で降りたら飛んでしまうかな?』と心配しましたが防風林越しだったので飛び去られることもなく観察することが出来ました。
この場所ではマガンとヒシクイの群れを観察しましたが移動中に講師の方々に聞いたポイントをおさらいしながらそれぞれの特長をじっくり観察できたようです。
双眼鏡やスコープを覗きながらも色々な感想が聞かれました。
正直な話・・・野鳥観察会を実施していて時間が長くなってくるとだらけてきたり、飽きてきたりして自分の世界に入っていく方がいるのが普通ですが、この日は皆さん夢中で観察していたようで、後は集合場所へ帰るだけと言った時には『えっ早いね?あっという間だね』という声がバスのあちこちから(?)聞かれました。こうした反応を頂くのは嬉しいですね。
こうして観察会は無事に終了!この日、観察できた野鳥は20種といつもよりは少なめかも知れませんが、野外での野鳥観察+バスでの移動+テレビと新聞の報道と中身の濃い時間でしたね。私も楽しい時間を過ごすことが出来ました。
<追記>
この観察会はPRにも力を入れた為、多くの方々にお申し込みを頂きました。当初の定員を大きく超えて実施することとしましたが、それでも何人かの方に参加をご遠慮いただかなくてなならず心が痛みました。今回参加できなかった皆様には来年まで楽しみを先延ばしにさせてしまいますが・・・是非とも一度はこの素晴らしい体験をしていただけたらと思っています。
20日の日曜日は朝から気持ちよく晴れて絶好の野鳥観察日和となりました。加えて、野鳥観察会の講師は日頃から大潟村にも観察に来られている『日本野鳥の会あきた』の会員で穏和で明快な語り口が評判の2氏。移動は『大潟村教育委員会』より大型バス「かけはし」号を提供していただき遠くまで見渡せる高い目線で広大な、それはそれは広大な大潟村の田んぼに散らばるガンの群れを観察できるこの観察会は、毎年私自身も楽しみにしている観察会です。
大潟村干拓博物館前に集合して早速バスに乗り込んで頂き、観察会がスタート!!当日早朝より講師の2人と大潟草原鳥獣保護区管理員さんが走り回ってガン達が採餌している場所を確認していただいたのですが(←本当にいつもありがとうございます)、その場所へ移動してガン達を観察します。
大型バス「かけはし」号はまさしくガン達と参加者を繋ぐ「かけはし」となってヒシクイ、マガンやハクガンの居る場所へと連れて行ってくれます。
到着すると直ぐにスコープにガン達を捉えて観察できるような体制をとります。警戒心の強いガン達の観察にはスコープは欠かせませんからね。この場所ではヒシクイ主体にマガンとハクガンが数羽混じっている群れを観察しました。
この観察会は次の場所へ移動するまでの時間が特に貴重な時間。バスの通路に講師と鳥獣保護区管理員さんが居てくれるので、皆さんのお近くに必ず講師がいる状態になります。私が言うのもなんですが・・・この時間が良いんです。大潟村の野鳥のことなら大概のこと(←本音では「なんでも」と言いたい!)は応えてくれますからどんな質問でもOKです。貴重な情報だって出し惜しみ無しです!!
この場所では道路沿いの防風林を挟んで観察しました。観察する側としては林が障害物となってしまうのですが、ガン達から見れば丸見え状態よりもより安心できるのか?より自然な状態で観察することが出来ます。
この場所では『大勢で降りたら飛んでしまうかな?』と心配しましたが防風林越しだったので飛び去られることもなく観察することが出来ました。
この場所ではマガンとヒシクイの群れを観察しましたが移動中に講師の方々に聞いたポイントをおさらいしながらそれぞれの特長をじっくり観察できたようです。
双眼鏡やスコープを覗きながらも色々な感想が聞かれました。
正直な話・・・野鳥観察会を実施していて時間が長くなってくるとだらけてきたり、飽きてきたりして自分の世界に入っていく方がいるのが普通ですが、この日は皆さん夢中で観察していたようで、後は集合場所へ帰るだけと言った時には『えっ早いね?あっという間だね』という声がバスのあちこちから(?)聞かれました。こうした反応を頂くのは嬉しいですね。
こうして観察会は無事に終了!この日、観察できた野鳥は20種といつもよりは少なめかも知れませんが、野外での野鳥観察+バスでの移動+テレビと新聞の報道と中身の濃い時間でしたね。私も楽しい時間を過ごすことが出来ました。
<追記>
この観察会はPRにも力を入れた為、多くの方々にお申し込みを頂きました。当初の定員を大きく超えて実施することとしましたが、それでも何人かの方に参加をご遠慮いただかなくてなならず心が痛みました。今回参加できなかった皆様には来年まで楽しみを先延ばしにさせてしまいますが・・・是非とも一度はこの素晴らしい体験をしていただけたらと思っています。