アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
コゲラのエダツツキ
2011年01月04日
秋田
当事務所では今日から通常通りの業務を行っております。本年もよろしくお願いいたします。
本日、昨年分の記事もまとめてアップされてます。アクティブレンジャー日記を本年もよろしくお願い申し上げます。
はい。新年最初の記事ですが・・・新年早々からお目にかかる機会が多い【コゲラ】を取り上げました。なんだか今年は【コゲラ】との”縁”が太いのかも知れません!!と勝手に思いこんで親密になれたらな~なんて思っています。
巡視中のこと。水路沿いの林で耳を澄ましているといつもとは違った鳴き声が聞こえてきました。しかもかなりの至近距離から聞こえます!この時は鳴き声の主が解っていたのになかなかその姿を見つける事が出来ません。声のする方向を注視しても未だ見つかりません・・・。
「あれ?おかしいな」と思って双眼鏡での捜索範囲を広げてようやくその姿を見つけることが出来ました。
【コゲラ】がいたのはこんな細い枝の先っぽ。私はてっきり木の幹にいるものだと思いこんでいて木の幹や太い枝ばかり探していたので見つけることが出来なかったのです・・・。
そんな私に居場所を教えてくれるように何度も何度も鳴き声を挙げてくれたお陰でしっかりと観察することが出来ました。しかもその後も長い時間この場所にいてじっくり観察させてくれました。
この【コゲラ】ですが、この細い枝の先で樹皮をめくって餌を採るのかと思いきや・・なんとしっかりとドラミングして餌を採っていました。
驚くことにこんな枝を突いているのにしっかりとドラミング音が響き渡るのです。もちろん大音量というわけにはいきませんが、コツコツコツとしっかりとした打音が聞こえてくるんです。
もう一つ驚いたのが【コゲラ】の足の使い方。こんな細い枝ですから足を上下にして枝を横から鷲づかみ状態で身体を支えている(旗手が旗を支えるように柄に対して直角に指を使う)のかと思いきや・・・なんと両足の両足の四つの指を木の幹にいる時と同じような使い方で身体を支えていました。いくら枝が細くても【コゲラ】の足はその様な構造になっていると言うことでしょうか??
この【コゲラ】は2つも興味深い観察ポイントをじっくりと見せてくれました。きっとこの先も色んな野鳥が色んな面白い観察ポイントをたくさん見せてくれると思います。それに期待して・・私もコツコツと観察を積み重ねてお伝えしていきますのでこれからもお楽しみに!!
本日、昨年分の記事もまとめてアップされてます。アクティブレンジャー日記を本年もよろしくお願い申し上げます。
はい。新年最初の記事ですが・・・新年早々からお目にかかる機会が多い【コゲラ】を取り上げました。なんだか今年は【コゲラ】との”縁”が太いのかも知れません!!と勝手に思いこんで親密になれたらな~なんて思っています。
巡視中のこと。水路沿いの林で耳を澄ましているといつもとは違った鳴き声が聞こえてきました。しかもかなりの至近距離から聞こえます!この時は鳴き声の主が解っていたのになかなかその姿を見つける事が出来ません。声のする方向を注視しても未だ見つかりません・・・。
「あれ?おかしいな」と思って双眼鏡での捜索範囲を広げてようやくその姿を見つけることが出来ました。
【コゲラ】がいたのはこんな細い枝の先っぽ。私はてっきり木の幹にいるものだと思いこんでいて木の幹や太い枝ばかり探していたので見つけることが出来なかったのです・・・。
そんな私に居場所を教えてくれるように何度も何度も鳴き声を挙げてくれたお陰でしっかりと観察することが出来ました。しかもその後も長い時間この場所にいてじっくり観察させてくれました。
この【コゲラ】ですが、この細い枝の先で樹皮をめくって餌を採るのかと思いきや・・なんとしっかりとドラミングして餌を採っていました。
驚くことにこんな枝を突いているのにしっかりとドラミング音が響き渡るのです。もちろん大音量というわけにはいきませんが、コツコツコツとしっかりとした打音が聞こえてくるんです。
もう一つ驚いたのが【コゲラ】の足の使い方。こんな細い枝ですから足を上下にして枝を横から鷲づかみ状態で身体を支えている(旗手が旗を支えるように柄に対して直角に指を使う)のかと思いきや・・・なんと両足の両足の四つの指を木の幹にいる時と同じような使い方で身体を支えていました。いくら枝が細くても【コゲラ】の足はその様な構造になっていると言うことでしょうか??
この【コゲラ】は2つも興味深い観察ポイントをじっくりと見せてくれました。きっとこの先も色んな野鳥が色んな面白い観察ポイントをたくさん見せてくれると思います。それに期待して・・私もコツコツと観察を積み重ねてお伝えしていきますのでこれからもお楽しみに!!