アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
コガモの換羽
2010年11月10日
秋田
先日の仙台の鎌田ARの日記を見て・・・『私の写真がこんなおしゃれな感じの場所に展示されている』と驚いてしまいました。こうして多くのかたの目に触れる機会があると気持ちも変わってきますね^^
さて昨日は、地味な冬羽に換羽したカイツブリを取り上げましたが、今日は換羽して鮮やかな羽に変わろうとしているカモ類の中から【コガモ】を取り上げました。
野鳥達には季節によって羽が生え代わる換羽(かんう)が知られていますが、一般にその季節に合わせて「夏羽」「冬羽」と呼びます。そして同じ種で見た場合、恋の季節を経て繁殖する夏期の羽がより鮮やかで、冬には地味な羽になります。中には生え代わるのではなく擦り切れて夏の装いに替わる種も居ますがいずれにせよ、夏期の羽の方が色彩豊かな傾向になります。しかしカモの場合、恋の季節はこれから!つまり冬にやってきます。ですからカモのオス♂達はその季節に向けて鮮やかな羽に換羽するんです。つまりカモ達は他の野鳥と逆で冬期の羽の方が色彩豊かなんです。
大潟村やその周辺に生息しているカモの中で最も数が多いのが【コガモ】です。お馴染みのカルガモやマガモに比べてかなり小さな体なので目立つ存在ではありませんがあれだけ大きな群れを見ると迫力を感じます。
その【コガモ】達、今はオス♂の羽が来たる恋の季節に備えて鮮やかな羽に変わりつつある移行期間となっています。
この時期のカモ観察はこうして鮮やかな羽へと移行していく様子を見るのも一つの楽しみ方です。その換羽は個体によって段階が様々で色々な【コガモ】オス♂を見ることが出来ますよ。
一見するとメス♀のように見えるかも知れませんが頭部が少しずつ換羽している様子が見て取れます。換羽の初期段階ですね。
こちらは一見すると完全なオス♂の羽をしているように見えますが、脇腹の辺りにメス♀とよく似たエクリプスの羽が残っているのが見て取れます。
今、各地のカモ飛来地にはたくさんのカモたちが到着しています。大潟やその周辺でも観察できる種類が増えてきました。ですから今日紹介した【コガモ】以外でも換羽のいろんな段階が観察できる種がいるはずです。もうすぐカモのオス♂達はすっかり鮮やかな羽へと姿を変えます。この色んな換羽段階を楽しめるのもこの時期ならでは!!!皆さんも是非ご自身の目で観察してみて下さい。
さて昨日は、地味な冬羽に換羽したカイツブリを取り上げましたが、今日は換羽して鮮やかな羽に変わろうとしているカモ類の中から【コガモ】を取り上げました。
野鳥達には季節によって羽が生え代わる換羽(かんう)が知られていますが、一般にその季節に合わせて「夏羽」「冬羽」と呼びます。そして同じ種で見た場合、恋の季節を経て繁殖する夏期の羽がより鮮やかで、冬には地味な羽になります。中には生え代わるのではなく擦り切れて夏の装いに替わる種も居ますがいずれにせよ、夏期の羽の方が色彩豊かな傾向になります。しかしカモの場合、恋の季節はこれから!つまり冬にやってきます。ですからカモのオス♂達はその季節に向けて鮮やかな羽に換羽するんです。つまりカモ達は他の野鳥と逆で冬期の羽の方が色彩豊かなんです。
大潟村やその周辺に生息しているカモの中で最も数が多いのが【コガモ】です。お馴染みのカルガモやマガモに比べてかなり小さな体なので目立つ存在ではありませんがあれだけ大きな群れを見ると迫力を感じます。
その【コガモ】達、今はオス♂の羽が来たる恋の季節に備えて鮮やかな羽に変わりつつある移行期間となっています。
この時期のカモ観察はこうして鮮やかな羽へと移行していく様子を見るのも一つの楽しみ方です。その換羽は個体によって段階が様々で色々な【コガモ】オス♂を見ることが出来ますよ。
一見するとメス♀のように見えるかも知れませんが頭部が少しずつ換羽している様子が見て取れます。換羽の初期段階ですね。
こちらは一見すると完全なオス♂の羽をしているように見えますが、脇腹の辺りにメス♀とよく似たエクリプスの羽が残っているのが見て取れます。
今、各地のカモ飛来地にはたくさんのカモたちが到着しています。大潟やその周辺でも観察できる種類が増えてきました。ですから今日紹介した【コガモ】以外でも換羽のいろんな段階が観察できる種がいるはずです。もうすぐカモのオス♂達はすっかり鮮やかな羽へと姿を変えます。この色んな換羽段階を楽しめるのもこの時期ならでは!!!皆さんも是非ご自身の目で観察してみて下さい。