アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
磐梯山点検登山
2010年05月18日
裏磐梯
前回の安達太良山に引き続き、5月23日(日)に山開きを控えた、磐梯山の点検登山を、5月14日(金)に、町村役場、山岳会の方々とおこないました。磐梯山の山開きは、例年ですと、5月の第二日曜に行われるのですが、天候不順や残雪がある影響で、4年ぶりに延期となりました。この日は、地元テレビ局のほか、韓国からの取材クルーが同行し、磐梯山の取材をおこなっていました。寒い中ご苦労様です。
取材を受ける山岳会の方
今回実施したルートは、磐梯山ゴールドラインの途中にある、八方台登山口をスタートし、中ノ湯跡、弘法清水を通り、磐梯山山頂まで向かい、帰りは川上登山口へ下山するルートをとりました。
さて、八方台登山口を出ると、つい先日に降ったと思われる新雪が登山道を覆い、周りの木々には無数の霧氷と、まるで銀世界を思わせる雰囲気になっていました。ところどころ雪で滑り落ちそうな危険箇所は、除雪し足場を確保しました。通る際は、十分にご注意ください。(一部トラロープを張っているところもありますが、ないところもあります。)
危険箇所の除雪
出発してから2時間、ようやく山小屋がある弘法清水にたどり着きました。ここも予想以上の積雪でした。さらに弘法清水から進むこと30分、やっとのことで山頂に到着しました。残念ながら視界は悪く、磐梯山からのパノラマを楽しむことはできませんでした。ただ、登山道の途中には、おもしろい形をした霧氷などを見ることができ、また違った角度から楽しめました。
鳥の翼(?)のような霧氷
この後も、2~3時間かけて川上登山口へ下山しました。弘法清水から川上登山口へは、八方台からの道に比べると、雪は少なく歩きやすいと思います。花もところどころ咲いており、写真はありませんが、イワナシ、オオカメノキ、エンレイソウなどが咲いていました。
まもなく山開きが行われる磐梯山ですが、例年以上に雪があることから、十分に山の装備を整えてから登ることをお勧めいたします。気軽に登れる山だからといって油断は禁物です。
取材を受ける山岳会の方
今回実施したルートは、磐梯山ゴールドラインの途中にある、八方台登山口をスタートし、中ノ湯跡、弘法清水を通り、磐梯山山頂まで向かい、帰りは川上登山口へ下山するルートをとりました。
さて、八方台登山口を出ると、つい先日に降ったと思われる新雪が登山道を覆い、周りの木々には無数の霧氷と、まるで銀世界を思わせる雰囲気になっていました。ところどころ雪で滑り落ちそうな危険箇所は、除雪し足場を確保しました。通る際は、十分にご注意ください。(一部トラロープを張っているところもありますが、ないところもあります。)
危険箇所の除雪
出発してから2時間、ようやく山小屋がある弘法清水にたどり着きました。ここも予想以上の積雪でした。さらに弘法清水から進むこと30分、やっとのことで山頂に到着しました。残念ながら視界は悪く、磐梯山からのパノラマを楽しむことはできませんでした。ただ、登山道の途中には、おもしろい形をした霧氷などを見ることができ、また違った角度から楽しめました。
鳥の翼(?)のような霧氷
この後も、2~3時間かけて川上登山口へ下山しました。弘法清水から川上登山口へは、八方台からの道に比べると、雪は少なく歩きやすいと思います。花もところどころ咲いており、写真はありませんが、イワナシ、オオカメノキ、エンレイソウなどが咲いていました。
まもなく山開きが行われる磐梯山ですが、例年以上に雪があることから、十分に山の装備を整えてから登ることをお勧めいたします。気軽に登れる山だからといって油断は禁物です。