アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
大きいダイサギがやって来ている
2009年11月10日
秋田
最近、出会う人達との挨拶に続けて「日が短くなったね~」という言葉が聞かれます。確かに事務所の窓から見る夕焼けの時間が早くなっていて、今日など勤務時間が過ぎる頃にはとっぷりと日が暮れています。来月の冬至に向けてまだまだ短くなっていきます。車や自転車の運転などには充分に気をつけましょう!!
ここ数日「やって来た」というタイトルを続けてしまっています・・・。今日はちょっとアレンジ(?)して「やって来ている」としました(苦笑)。
【ダイサギ】と言えば・・・この日記でも何度か登場しているお馴染みの野鳥で、大潟草原では管理棟から観察できるコロニーで繁殖している種でもあります。またこれまでの観察記録や管理員さんの調査日誌、私のフィールドノートを見ても年間を通じて観察されている種です。
しかし、最近見かける【ダイサギ】はコロニーで繁殖していた【ダイサギ】よりも明らかに身体が大きいことに気付きます。秋になって大きく成長したんでしょうか?? なんて書いちゃいましたがそうではないんです。
【ダイサギ】等のように一般的に読んでいる名前は野鳥の「種名」にあたる名前ですが、更に詳しく分類が必要な「種」に関しては「亜種」の分類がなされています。
今日取り上げている【ダイサギ】にも「亜種」が存在します。コロニーで繁殖した【ダイサギ】は【亜種チュウダイサギ】で現在大潟に生息している【ダイサギ】は【亜種ダイサギ】でもしかしたら【亜種オオダイサギ】もいるかも知れません。
3つの亜種を小さい順に並べると【亜種チュウダイサギ】→【亜種ダイサギ】→【亜種オオダイサギ】となります。
現在【亜種チュウダイサギ】は既に大潟よりも南へ移動していて、ここでは見ることが出来ない(もしかしたら少数は生息しているかも?)ようです。なので見慣れた身体が小さめの【ダイサギ】から身体の大きな【ダイサギ】に変わっているので、『大きいダイサギがやって来ている』となるわけです。
しかし!!身体は一回り大きくても餌を採る動作は変わらず・・。ぬ~っと首を伸ばして水の中をのぞき込み獲物を探します。
この【ダイサギ】は旧八郎潟の中に農業用の水路が合流する場所で餌を探していました。水路を向かって左から右へ移動しながら探してみても見つからず・・・折り返して右から左へと探してみるがまたしても見つからず・・・結局3往復してから水路の中心部へと移動していきました。この辺の性格(?)も変わらないようです(笑)。
ここ数日「やって来た」というタイトルを続けてしまっています・・・。今日はちょっとアレンジ(?)して「やって来ている」としました(苦笑)。
【ダイサギ】と言えば・・・この日記でも何度か登場しているお馴染みの野鳥で、大潟草原では管理棟から観察できるコロニーで繁殖している種でもあります。またこれまでの観察記録や管理員さんの調査日誌、私のフィールドノートを見ても年間を通じて観察されている種です。
しかし、最近見かける【ダイサギ】はコロニーで繁殖していた【ダイサギ】よりも明らかに身体が大きいことに気付きます。秋になって大きく成長したんでしょうか?? なんて書いちゃいましたがそうではないんです。
【ダイサギ】等のように一般的に読んでいる名前は野鳥の「種名」にあたる名前ですが、更に詳しく分類が必要な「種」に関しては「亜種」の分類がなされています。
今日取り上げている【ダイサギ】にも「亜種」が存在します。コロニーで繁殖した【ダイサギ】は【亜種チュウダイサギ】で現在大潟に生息している【ダイサギ】は【亜種ダイサギ】でもしかしたら【亜種オオダイサギ】もいるかも知れません。
3つの亜種を小さい順に並べると【亜種チュウダイサギ】→【亜種ダイサギ】→【亜種オオダイサギ】となります。
現在【亜種チュウダイサギ】は既に大潟よりも南へ移動していて、ここでは見ることが出来ない(もしかしたら少数は生息しているかも?)ようです。なので見慣れた身体が小さめの【ダイサギ】から身体の大きな【ダイサギ】に変わっているので、『大きいダイサギがやって来ている』となるわけです。
しかし!!身体は一回り大きくても餌を採る動作は変わらず・・。ぬ~っと首を伸ばして水の中をのぞき込み獲物を探します。
この【ダイサギ】は旧八郎潟の中に農業用の水路が合流する場所で餌を探していました。水路を向かって左から右へ移動しながら探してみても見つからず・・・折り返して右から左へと探してみるがまたしても見つからず・・・結局3往復してから水路の中心部へと移動していきました。この辺の性格(?)も変わらないようです(笑)。