アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
まだまだ、静かな化女沼
2009年10月30日
仙台
伊豆沼や蕪栗沼のマガン、ハクチョウの賑やかな報告をしていますが、そろそろ化女沼も賑わいだしたかなと思い、じっくり廻ってみました。
水面を覆っていたハスは姿を消し、水鳥の観察がしやすくなってきています。
今、水草がまだ水面に残っている場所はほとんどがヒシ、それを御馳走にしているオオバンが集まってきています。数えると40羽位があちこちで、ヒシの実や茎を啄ばんでいます。
写真のオオバンも一羽は嘴に水草を爪楊枝のように銜え、画面右の水しぶきはもう一羽が水中に餌を採りに潜った瞬間です。 こんな行動がよく観察できます。
化女沼の中でもちょっと水深の深いエリアでは、写真中央を泳いでいるのはホシハジロ、潜水ガモの仲間です。ほかにもキンクロハジロ、スズガモも見られるようになってきました。
水面を観察している時、「ヒッ、ヒッ、ヒッ」とずーっと耳元で囀っていたのが、「私の縄張りだよ」と宣言しているジョウビタキのオスでした。ジョウビタキも冬鳥として渡来、これからしばらくよく聞くことになるのでしょう。
水面にはいろんな水鳥を見ることができるようになりましたが、でもお目当てのヒシクイはまだまだ、静かな化女沼でした。
水面を覆っていたハスは姿を消し、水鳥の観察がしやすくなってきています。
今、水草がまだ水面に残っている場所はほとんどがヒシ、それを御馳走にしているオオバンが集まってきています。数えると40羽位があちこちで、ヒシの実や茎を啄ばんでいます。
写真のオオバンも一羽は嘴に水草を爪楊枝のように銜え、画面右の水しぶきはもう一羽が水中に餌を採りに潜った瞬間です。 こんな行動がよく観察できます。
化女沼の中でもちょっと水深の深いエリアでは、写真中央を泳いでいるのはホシハジロ、潜水ガモの仲間です。ほかにもキンクロハジロ、スズガモも見られるようになってきました。
水面を観察している時、「ヒッ、ヒッ、ヒッ」とずーっと耳元で囀っていたのが、「私の縄張りだよ」と宣言しているジョウビタキのオスでした。ジョウビタキも冬鳥として渡来、これからしばらくよく聞くことになるのでしょう。
水面にはいろんな水鳥を見ることができるようになりましたが、でもお目当てのヒシクイはまだまだ、静かな化女沼でした。