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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

黒くないムナグロ

2009年09月16日
秋田
 そろそろ稲穂が金色に色付き、田んぼに人影が多くなってきました。この時期西部承水路やその周辺は農家の方々も多く通行しますから、農作業の邪魔にならないように注意して、余裕を持って、安全に鳥見をしましょう!!


 さて・・・季節は進んで大潟でもカモの姿が見られるようになってきました。鳥の姿が多くなってきて巡視していても楽しい時期です。
 そんな中、承水路沿いの田んぼに大潟ではちょっと珍しい(?)野鳥が入っていました。


 丁度夏羽から冬羽への移行期にあたっているようで、中途半端(?)な羽をしていましたが、ハッキリと目立つ眉斑が特徴的です。


 体を表す特徴はほぼ失われていますが・・・【ムナグロ】です。図鑑などにはこの状態の写真が多く掲載されていますので、日本を通過する際にはこういった状態の羽で観察されることが多いと想像できます。
 この状態だと【ムナグロ】というよりはハ○グロ??

 私自身、大潟で観察するのは初めてでした。シギの仲間は数日の滞在で通過してしまうことが多く、ちょっとタイミングがずれると観察できない事が多く、残念な思いもしてしまうのですが、今年は決行タイミングが合っているようです!(今のところ・・・)



 話は少し逸れますが・・最近、大潟でお話しする愛鳥家の皆さんから『ここ最近、鳥を見る人が増えてきたから今まであまり目にとまっていなかった鳥も観察されることが多くなってきた』という声を聞きます。観る目が増えて観察データも情実してきたとも言います。
 環境省でも『いきものみっけ』という取り組みをしていますが、その専用サイトをみても「観る目」の重要さを実感できます。野外で活動で活動が気持ちいい季節になっていました。野鳥に限らず、もっともっと「観る目」が増えるといいなぁ~と感じる今日この頃です。