2009年8月
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2009年08月03日猫魔ヶ岳
磐梯朝日国立公園 裏磐梯 小長井 崇大
先日登山道の状況確認と、登山者カウンターの管理のため、猫魔ヶ岳に巡視に行ってきました。
猫魔ヶ岳は雄国沼の外輪山で、八方台登山口から雄国沼へ向かうルートの途中、磐梯山から西側の尾根上にあります。
「猫魔」という少し怪しい名前には由来があり、その昔黒猫の魔物がいたことから、猫魔ヶ岳と名付けられたようです。
猫魔ヶ岳から雄国沼方向へ20分ほどのところには、退治された黒猫が変じたといわれる猫石と呼ばれる石があり、登山道上にあるため、間近で見ることができます。

分かりづらいかもしれませんが、手前の峰のてっぺんに突き出しているのが猫石です。奥に見えるのは雄国沼。

尾根上から眺めた猪苗代湖です。開けた場所からは猪苗代湖や磐梯山、裏磐梯、雄国沼などの展望を楽しむことができます。

猫石です。あまり猫のようには見えませんが。
猫魔ヶ岳は雄国沼の外輪山で、八方台登山口から雄国沼へ向かうルートの途中、磐梯山から西側の尾根上にあります。
「猫魔」という少し怪しい名前には由来があり、その昔黒猫の魔物がいたことから、猫魔ヶ岳と名付けられたようです。
猫魔ヶ岳から雄国沼方向へ20分ほどのところには、退治された黒猫が変じたといわれる猫石と呼ばれる石があり、登山道上にあるため、間近で見ることができます。

分かりづらいかもしれませんが、手前の峰のてっぺんに突き出しているのが猫石です。奥に見えるのは雄国沼。

尾根上から眺めた猪苗代湖です。開けた場所からは猪苗代湖や磐梯山、裏磐梯、雄国沼などの展望を楽しむことができます。

猫石です。あまり猫のようには見えませんが。


森吉山麓では、先週まで続いていた長雨の影響でしょうか?いつもの年よりも早めに【タマゴダケ】が顔を出しました。しかも、いつもの年よりも数も多いようです。
さて、その【タマゴダケ】ですが・・・先日、縁あって観察会の講師を担当した際、このキノコを見ながら17名の小学生と3名の大学生に『このキノコは毒キノコだと思う人?』と聞いたら17名が手を挙げた程、真っ赤な見た目がいかにも”毒キノコ”を思わせるキノコですが、実は肉厚で食べ応えもあり、美味しいのだとか・・・
【タマゴダケ】の名前の由来が想像できる写真をご覧下さい。
白いタマゴの殻を割って中から真っ赤なキノコが顔を出していますよね?【タマゴダケ】の名前は大きくなった成菌を見て名付けられたのではなく、この幼菌を見て名付けられたのでは?と想像できますよね??
では↑の写真よりも小さい段階の時はどんな感じかなのか?是非一度確認してみたいと思っていましたが、先日遂に土の上にようやく姿を見せた段階の【タマゴダケ】を見つけました。
↑の写真には2つの【タマゴダケ】が写っていますが、向かって左側はタマゴの殻の一部が割れていて中に真っ赤な物が見えていますよね?これがもう少しすると1枚目の写真のようになるのでしょうね?
もう一つはその直ぐ隣に見えている真っ白な殻だけが見えている小さな小さな【タマゴダケ】です。解りますかね?写真をクリックすると拡大されますので確認してみて下さい。
【タマゴダケ】が最初に見せる姿は、印象的な赤い色彩ではなく、純白で丸みがあって、表面がデコボコのまるで何かの卵のような姿なんですね??
ちなみに大きくなった【タマゴダケ】については昨年もこの日記で書いてますのでそちらをご覧下さい。
http://c-tohoku.env.go.jp/blog/2008/08/427.html