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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

「静」中「動」あり

2009年08月20日
秋田
 通勤電車に学生達が戻ってきて、街にもようやくいつもの賑わいが戻ってきました。野山にも普段見慣れない野鳥の姿も見られるようになってきました。季節は確実に移ろいゆくもののようです・・・。そろそろ「小さい秋」探しが出来るかな??



 さて、大潟草原のサギのコロニーは色々、紆余曲折、波瀾万丈ありましたが、今期の繁殖がほぼ終了し、僅か数組を残すのみとなりました。ここで生まれたサギたちも間もなく何処か別の地へと渡っていくのでしょうか?
 その時までのつかの間、ここで生まれたサギたちをしっかり見ておこう!と思って管理棟から観察した時の様子をお伝えします。



 ↑の写真はよくある【アオサギ】が水辺で佇む光景です。皆さんの近所でもこの様な光景をご覧になる機会は多いのではないでしょうか??しかし・・【アオサギ】の俊敏な動きはあまり見ることはないですよね?
 私もそういう場面はほとんど見た事が無かったのですが、先日水中の餌を捕らえようとする場面を観察しました。


 なにか水中の獲物に狙いを定めたようです。集中力が高まっているのが伝わってきます。


 「今だ!!」というタイミングで勢いよく水中へと嘴を差し込みました。あまりの早さに肉眼では解らなかったのですが、頭が丸ごと入ってますね??

 【アオサギ】のイメージとしては『静』のイメージが強いですが、イザという時はかなり素早い『動』へとシフトチェンジするんですね?普段はスローモーに見える【アオサギ】ですが、餌を採る時は目にも止まらぬ早さで動いていました。いや~連写してて良かった(笑)