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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

子ども達と生き物のつながりを学びました

2009年07月30日
白神山地
こんにちは。
最近しばらく雨続きでしたが、
今日は久しぶりにいい天気です。

ちょっと前の話になりますが、
西目屋小学校の子ども達に白神山地の生き物について世界遺産センターで授業を行いました。
今回はその時の様子を紹介します。

ブナの鉢を中心に置いたところから授業が始まります。
まず、ブナの葉や、種を食べる昆虫の話をします。
そうすると、ブナと昆虫が紐で結ばれます。




次に、「アカネズミ逃げろ」というゲームをしました。
子ども達がブナの実をエサとするアカネズミ、アカネズミをエサとするクマタカの役になりエサ集めをしてもらいます。
そうすると、ブナの鉢とアカネズミの写真が紐で結ばれアカネズミとクマタカも紐で結ばれました。


赤い帽子がクマタカ役、白い帽子がアカネズミ役の子ども達です。

そして、ブナ林の中で生活する鳥をバードウォッチングをしながら学んだり、
クイズで他の白神の生き物について学んだりしました。


生き物クイズの一コマ、だんだんと生き物たちがつながってきました。

そしていつのまにか、たくさんの生き物が紐で結ばれていました。
これは、生き物のつながりを学ぶための仕掛けだったのです。

みんな難しい話なのに熱心に話を聞いてくれました。
分かってくれたかな?

次回は9月に実際に白神山地の中に入ってみます。
今日学んだ生き物に会えるかな?