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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

環境学習「オオハンゴンソウを除去しよう」

2009年07月17日
仙台
昨日、伊豆沼で地元の中学生による環境学習が行われました。
登米市立新田中学校全校生徒120名が伊豆沼登米市側の駐車場を中心に外来植物駆除を目的にオオハンゴンソウ、セイタカアワダチソウなどを抜き取る作業です。昨年までは、マコモを植え付ける作業でしたが、周りの外来植物が増えて来たことを危惧し今回の学習だそうです。

これからここでは、外来植物駆除事業が行われるので私たちも少しだけお手伝いしました。





はじめに伊豆沼・内沼環境保全財団の講師陣から、オオハンゴンソウ、セイタカアワダチソウ、オオアレチノギク、ヒメムカシヨモギとヨモギ(在来種)の違いを見てもらい、2班に分かれ抜き取りをしました。

3年生の班はオオハンゴンソウの大きな株の抜き取り、大きな穴が開いたところは埋め戻しながら、みんな頑張りました。引き抜こうとしても思うように抜けず、四苦八苦の場面も・・・。それでもオオハンゴンソウは持ち帰り禁止で除草の山ができました。


オオハンゴンソウは花を付けていない株でも根の部分はこんなに大きくなっています。本当に抜き取る作業は大変でした。
120名の力はスゴイ!
新田中学校では、これからも自分たちの家の周りにも目を向け、気がついたら取り除くよう呼びかけをしてこの日の作業は終わりました。

皆さん、暑い中お疲れ様でした。