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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

ハクセキレイ巣立ちました

2009年07月01日
秋田
 今日から下半期が始まります。今日からエコポイントの登録・商品交換申請が出来るようになりました(私には未だ縁のない話ですけど・・)。詳しくはこちらをご覧下さい。http://www.env.go.jp/policy/ep_kaden/index.html



 さて日記の話題は昨日に引き続き、”いつの日か”の続編です。

 今日は先日お伝えした、西部承水路沿いの掘っ立て小屋で営巣していた【ハクセキレイ】の話です。
 数日前、その掘っ立て小屋やその周辺で【ハクセキレイ】の姿を見かけなくなったので、無事に巣立ったのかな?と気になっていましたが、先日そこからほど近い場所で、幼声でなく【ハクセキレイ】の幼鳥を見つけました。



 確証はありませんが私の中では掘っ立て小屋で育って、巣立ちした幼鳥だと思っています。無事に巣立ったんだと勝手に安心しています。

 しかし、未だ自力で餌を得ることが出来ないようで、近くにいる親鳥に自分の存在をアピールするように鳴き続けていました。

 その親鳥は?というと・・・


 
 すぐ近くで餌を採っていました。捕まっていたのはシオカラトンボ(の仲間)で、私が発見した時には、生け捕りされた直後で、【ハクセキレイ】の親鳥が嘴で持ち替えた隙に何度か逃走を試みていましたが叶わず・・
 【ハクセキレイ】は生きたまま捕らえたトンボを丁度カワセミが捕らえた魚を止まり木に打ち付けるのと同じように、トンボをアスファルトに何度も叩きつけていました。その繰り返しの果てにトンボの頭部は胴体と切り離され遂に動かなくなりました。



 親鳥はそのトンボを咥えて幼鳥の元へと歩いていきます。幼鳥も親鳥が餌を咥えて自分に近づいているのが解ったようですが、甘えるような鳴き声を上げるもののその場を動こうとはしません・・・。
 幼鳥の居るところまで親鳥が歩いていって、口(嘴)移しで餌を与えました。餌を貰った幼鳥は直ぐにそれを飲み込んでしまいました。


 その近くには別の幼鳥が2羽いました。この3羽の幼鳥に平等に餌を与えるのはなかなか骨の折れる作業でしょう・・・きっと「早く自力で餌を採れるように」と一番強く願っているのは親鳥たちなんでしょうね??