アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
蕪栗沼の中では・・・
2009年05月29日
仙台
蕪栗沼の報告です。
今回は沼の中心付近について、どんな所なのか少しだけ紹介します。
この時期はすでに背丈を超えたヨシ原の迷路になっています。
オオオヨシキリの生活圏を邪魔しないように2時間たっぷり沼の中を見てきました。
写真は蕪栗沼の中心部です。手前に小さな川となって沼の水が流れ出して
います。それは、回りの川と沼の水位(高さ)の違いを物語り、陸地化の
原因のひとつかもしれません。
手前に咲いている白っぽい花は、ハマダイコン、なぜ沼にと不思議でした。
伊豆沼・内沼でも以前紹介しましたが、ところどころにこんな穴が開いています。これは、冬場、オオヒシクイやオオハクチョウがマコモの芽や根の部分を嘴で掘って食べた採餌痕なのです。深さは10~30㎝くらいです。このほかには、ネズミのような小動物やキツネなどの足跡が湿地には縦横無尽にあり、まさに鳥獣の楽園か、こんな跡は今でなければみられないかも?
今回、マイヅルテンナンショウ、タガラシ、オオアブノメ(写真)などが見られましたが、蕪栗沼の環境はこれまでの私の生活環境と違うので、名前は聞いたことがあるけど、実際に見るのは初めてのものが沢山、現在も検索中の植物があります。
これからも新たな出会いを楽しみに、巡視はなおつづく!
今回は沼の中心付近について、どんな所なのか少しだけ紹介します。
この時期はすでに背丈を超えたヨシ原の迷路になっています。
オオオヨシキリの生活圏を邪魔しないように2時間たっぷり沼の中を見てきました。
写真は蕪栗沼の中心部です。手前に小さな川となって沼の水が流れ出して
います。それは、回りの川と沼の水位(高さ)の違いを物語り、陸地化の
原因のひとつかもしれません。
手前に咲いている白っぽい花は、ハマダイコン、なぜ沼にと不思議でした。
伊豆沼・内沼でも以前紹介しましたが、ところどころにこんな穴が開いています。これは、冬場、オオヒシクイやオオハクチョウがマコモの芽や根の部分を嘴で掘って食べた採餌痕なのです。深さは10~30㎝くらいです。このほかには、ネズミのような小動物やキツネなどの足跡が湿地には縦横無尽にあり、まさに鳥獣の楽園か、こんな跡は今でなければみられないかも?
今回、マイヅルテンナンショウ、タガラシ、オオアブノメ(写真)などが見られましたが、蕪栗沼の環境はこれまでの私の生活環境と違うので、名前は聞いたことがあるけど、実際に見るのは初めてのものが沢山、現在も検索中の植物があります。
これからも新たな出会いを楽しみに、巡視はなおつづく!