アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
【実施報告】 野鳥観察会『大潟草原に集うアオサギや小鳥たち』
2009年05月18日
秋田
観察会を実施した昨日はあいにく朝からシトシトと雨が降り、結局一日中雨が降っていました・・・。
そんなあいにくの空の下、予定よりもちょっと少ない17名の方々が大潟草原鳥獣保護区の管理棟に集まってくれました。
管理棟にて、鳥獣保護区の管理員さんから最近の観察状況などを教えてもらってから、いつもご協力いただいている(財)日本野鳥の会秋田県支部の方々に講師をお願いして、雨ではありますがこのところオオセッカの生息が確認できているエリアへと向かいました。
雨ですから野鳥たちの行動も”いつも”のようにとはいきませんが、それでもオオヨシキリの鳴き声がそこかしこから響いていて、更に耳を澄ますとオオジュリンやコヨシキリの鳴き声も混じっています。今日の野外での観察は『耳』で行う観察がメインでした。
しかし、更に歩を進めるとあの特徴のある鳴き声が聞こえてきました。おもわず『あっいた!!』と声に出してしまいましたが、それで参加者のテンションも上がります。
オオセッカの鳴き声が聞こえたので、足の運びも慎重になります。この直後からオオセッカが囀り飛翔を繰り返してくれました。
雨の中、元気に囀り飛翔を続けるオオセッカをしばし観察してから、管理棟へと引き返しました。皆さんからは『オオセッカが見られて嬉しい!』と上気した声が聞かれました。
つづいて管理棟からはサギのコロニーを中心に観察しました。
コロニーでは一番早い巣で4月29日に雛が誕生していて(管理員さん調べ)、いくつかの巣の上にはまだ灰色の産毛をまとったヒナの姿を観察することが出来ます。
また、先日この日記でもお伝えした、『コロニー襲撃事件』があったためか、現在しきりに巣作りをし直しているペアもいましたし、雨の中じっと抱卵している姿も多く見られました。
しばらくするとチュウヒが浅いV字の飛翔形で飛び回り、その後枝に止まってじっくり姿を見せてくれるというサービス(?)もしてくれました。この日の観察会中に姿を見せたり鳴き声を聞かせてくれた野鳥は26種類でした。
<観察した野鳥>
カンムリカイツブリ・アオサギ・ダイサギ・ゴイサギ・トビ・チュウヒ・コガモ・カルガモ・キジ・タシギ・キジバト・ツバメ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・ウグイス・コヨシキリ・オオヨシキリ・オオセッカ・コジュリン・ホオアカ・アオジ・オオジュリン・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラスの26種
そんなあいにくの空の下、予定よりもちょっと少ない17名の方々が大潟草原鳥獣保護区の管理棟に集まってくれました。
管理棟にて、鳥獣保護区の管理員さんから最近の観察状況などを教えてもらってから、いつもご協力いただいている(財)日本野鳥の会秋田県支部の方々に講師をお願いして、雨ではありますがこのところオオセッカの生息が確認できているエリアへと向かいました。
雨ですから野鳥たちの行動も”いつも”のようにとはいきませんが、それでもオオヨシキリの鳴き声がそこかしこから響いていて、更に耳を澄ますとオオジュリンやコヨシキリの鳴き声も混じっています。今日の野外での観察は『耳』で行う観察がメインでした。
しかし、更に歩を進めるとあの特徴のある鳴き声が聞こえてきました。おもわず『あっいた!!』と声に出してしまいましたが、それで参加者のテンションも上がります。
オオセッカの鳴き声が聞こえたので、足の運びも慎重になります。この直後からオオセッカが囀り飛翔を繰り返してくれました。
雨の中、元気に囀り飛翔を続けるオオセッカをしばし観察してから、管理棟へと引き返しました。皆さんからは『オオセッカが見られて嬉しい!』と上気した声が聞かれました。
つづいて管理棟からはサギのコロニーを中心に観察しました。
コロニーでは一番早い巣で4月29日に雛が誕生していて(管理員さん調べ)、いくつかの巣の上にはまだ灰色の産毛をまとったヒナの姿を観察することが出来ます。
また、先日この日記でもお伝えした、『コロニー襲撃事件』があったためか、現在しきりに巣作りをし直しているペアもいましたし、雨の中じっと抱卵している姿も多く見られました。
しばらくするとチュウヒが浅いV字の飛翔形で飛び回り、その後枝に止まってじっくり姿を見せてくれるというサービス(?)もしてくれました。この日の観察会中に姿を見せたり鳴き声を聞かせてくれた野鳥は26種類でした。
<観察した野鳥>
カンムリカイツブリ・アオサギ・ダイサギ・ゴイサギ・トビ・チュウヒ・コガモ・カルガモ・キジ・タシギ・キジバト・ツバメ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・ウグイス・コヨシキリ・オオヨシキリ・オオセッカ・コジュリン・ホオアカ・アオジ・オオジュリン・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラスの26種