東北地域のアイコン

東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

道ばたの鳥

2009年04月14日
秋田
 今日は秋田市内で桜の開花が宣言され、森吉山麓ではウグイスの初鳴が聞かれました。自家用車のタイヤは交換しましたし、山仲間との日常会話は冬期閉鎖道路の開通に関する話題が中心になってきました。春本番です!!


 この時期の森吉山麓は車通りも少なく、もちろん人に会うこともほとんど無く、のんびりと散策するには最高です。車窓からもマルバマンサク、キブシ、キクザキイチゲ、フキノトウ・・等の花が見られます。車で通りすぎるのも勿体ないのでちょくちょく降りて花を眺めたり、もうすぐ芽吹きを迎えそうな樹木を眺めたり・・何だか一人で見るのが申し訳ないような、勿体無いような・・(笑)





 更には、野鳥観察も道ばたが熱いんです!!周囲には一面の残雪があるのですが道路の脇は土が露出していて、その僅かな部分に野鳥たちが集まってくるのです。





 この日、最も多く観察できたのは【ホオジロ】です。その小群の中にはよく似た【カシラダカ】も混じっています。識別に注意が必要なこの2種も道ばたの限られた土が露出した場所に集まってきますし、時には彼らの方からこちらに寄ってきます(その割に写真がダメじゃん?って言われそうですが・・)。

 この他にもシジュウカラが直ぐ側の枝に止まったり、マヒワの群れが頭の上を飛んでいったり・・なんだか普段よりも野鳥たちとの距離が縮まっている感じです。
 こういった時は未だにカメラを構えるよりも、双眼鏡で除く方が多いので、なかなかこの時に感じたことを上手く記事には出来ないんですけど・・・なのでやっぱり”生”で見るのが一番です!(←言い訳ですよ!ハイ)