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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

森吉山麓の小さな春

2009年03月10日
秋田
 連日この日記でお伝えしている「大潟」は早くも雪が溶け、水が温み、野鳥たちの活動からも春の到来を感じることが出来ますが、秋田県の内陸北部にあたる「森吉」では山麓でもまだまだ多くの積雪が残り、道路脇には雪の壁が見られ、何処を見てもまだまだ冬そのものです。



 普段は車で通りすぎる道をスノーシューを履いて巡視してきましたが、終始この様な雪景色です。



 積雪量は1m位でしょうか?この写真↑のブルーシートで覆われているのは鳥獣保護区の区域図ですが、こうして保護しておかないと、これからの雪解けの時期に固くなった雪が看板を擦ってしまい、図や文字が見えなくなってしまうのです。


 歩きながら・・同じ秋田とは言っても沿岸部の「大潟」とは随分と違うものだと妙に感心し、「森吉」ではもう暫く冬を楽しめそうだな~と何処か安心した気持ちにもなりました。


 でも、そんな森吉にも「ちいさな春」がやって来ていました。



 日当たりが良い場所では時々小さな雪崩痕が見られますが、そんな場所にバッケ(フキノトウを秋田ではこう呼びます。)が顔を出していました。
 バッケは代表的な春の味覚ですし、秋田では【フキノトウ】が「県の花」に指定されています。秋田県人はこれを見ると春を実感するのです。
 
 やっぱりここ北国秋田にも確実に春がやってきているのですね~♪


 <注意>
 最近、気温の高い日が続いています。積雪の多い山間部では日当たりの良い場所などで雪崩が起きやすい状態になっているものと思われます。
 その様な場所へ出かける際には充分に注意して、慎重な行動を心がけましょう!!