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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

酸ヶ湯周辺巡視

2009年02月17日
十和田
9日、来月に八甲田で行うイベント「スノーシューで歩く八甲田」に関して、当日講師をお願いする方との打ち合わせをしに、七目木レンジャーとでかけました。
このイベントに関しては、またこの日記でもお知らせすると共に、東北地方環境事務所HPにも掲載する予定ですので、もうしばらくお待ち下さい。

さて、その打ち合わせが終わったあと、酸ヶ湯の周辺をスノーシューをはいて巡視しました。すっかり雪でうまっている公共駐車場やキャンプ場で、積雪状況がどのくらいかを確認すると共に、施設や看板などが雪で壊れていないかを点検しました。
この日の雪はしめっていて柔らかく、スノーシューをはいていてもひざ下くらいまで沈み、しかも重たい!
キャンプ場までのちょっとの距離を歩くだけでも息が切れました。


スノーシューで歩く様子

そこで七目木レンジャーが試しにつぼ足で(スノーシューを脱いで長靴で)歩いてみたところ…



ひざ上までずぼっと沈みました。
スノーシューの時の2~3倍は沈みました。
スノーシューの効果を実感しました!

今年は八甲田でも雪が少ない状態です。
次の写真を見比べてみて下さい。
昨年の積雪状況と今年の積雪状況です。昨年に比べて今年は雪が少ないのが一目瞭然!!



さすがに豪雪地帯ですので、屋根に届くほど雪が積もってはいますが、左下の外灯の埋まり具合や、屋根のひさしが見えているかどうかをみると、違いがよくわかると思います。
ちなみに夏の様子は昨年のAR日記↓をご覧下さい。
http://tohoku.env.go.jp/blog/2008/02/28/index.html

八甲田の樹氷(モンスター)も成長が悪いそうです。
暖かくて雪が少ないのは、生活する上では楽でいいですが、やはりちょっと不気味に感じます。