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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

鈴なりスズメ

2008年12月19日
秋田
 昨日の日記で最大勢力がハクチョウとなったと書いた矢先ではありますが・・・それは大潟村西部の日中に限った状況でした。他の地区では早朝の調査でかなりまとまった数のマガンやヒシクイが観察されていたそうです。もっと慎重にならないといけませんね・・・。


 さて、今日の大潟の巡視では多くの種の「群れ」を観察することが出来ました。種類によって群れの大きさはそれぞれではありますが、「普段は一度にこんなにたくさん見ることはないような・・・」と思うことも何回かありました。



 【スズメ】もその一つで、群れのほんの一部を切り取ってみてもこんな感じで、まさに『鈴なり』状態!

 この他にも、観察した順にミヤマガラス・ハシボソガラス・オオバン・マガモ・カルガモ・ホオジロガモ・オオハクチョウ・コガモ・シジュウカラ・ヒシクイ・マガン・ムクドリ等々・・・この種にしては多いなぁというのも含めるともっと名前が挙がります。
 
 この様に、この時期は多くの種が『群れ』で行動しています。1羽1羽をじっくり観察するのも楽しいですが、冬ならではの『群れ』の行動する様子は必見です。
 しかし、それを写真撮るのは難しい・・・。動きの速い種であれば目で追うのがやっとですし、ガンやカモ類は遠すぎて迫力に欠けるし・・・。やっぱり自分の目で見た程の迫力は出せないんですよね・・・
 と、言うことで、野鳥の群れを”生”で観察するために、週末はお近くの探鳥地へバードウォッチングに出かけてみてはいかがでしょう!!