アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
日没後
2008年12月16日
秋田
昨日久しぶりに【タンチョウ】に逢ってきました。
最近私が習慣としているのは【タンチョウ】が採餌しているエリアに来たら、全体が見渡せる場所でその姿を探すと同時にその近くで観察している人影がないか確認すること。何といっても超人気者の【タンチョウ】の廻りには常に人影がついて回ります。
昨日もいつもと同じように見渡すと、【タンチョウ】のそばに車が3台と数人の人影が見えました。「今日は平日なのに大盛況だな~」なんて思いながら近くまで行くと車は4台、観察している方は8名でした。そのうちカメラマンは5名で近所の方々が3名といった感じ・・・。私はその光景が見られるちょっと離れた場所に車を止めて、【タンチョウ】を観察している方々を観察していました。(自分でもなんか嫌な感じがします・・)
やはり、残念なことに『適切な距離』は保っていただけない方もいらっしゃいます。カメラマンの構えるカメラには標準レンズが装着されていて、中には広角レンズの方もいるといえばおよその距離が想像できるでしょうか?
中には「それはダメでしょ!」っていう行為に及ぶ方もいますので、その行為を見たときには改善を促します。これまでは私がする話を理解して下さって直ぐに改善していただき、その後は情報交換をする機会になったりして幸いに感じていますが、今後も注意して見守る必要がありそうです。
私がその場から立ち去った後も結局状況は変わりませんでした。たまたま管理棟から見える位置にいたので遠くから状況を観察していましたが、あまりに至近距離まで近寄られて嫌だったのか?落ち着いて餌が食べられなくて嫌になったのか?解りませんが、珍しく【タンチョウ】が羽ばたいて大きく移動しました。やはり我慢の限界というものがあるのでしょう!!
飛んだ方向からおよその予想が付いていたので、帰りに立ち寄ってみました。
時刻は午後4時20分頃。昨日の日没時刻が午後4時16分頃でしたから、既に辺りには暗闇が迫ってきていました。上空を見挙げると塒に向かうオオハクチョウやヒシクイの群れがひっきりなしに飛んでいきます。そんな中でも【タンチョウ】は採餌を止めようとはしません・・・。
人気者の宿命かも知れませんが・・・日中はなかなか落ち着いて採餌出来ないから人間達が家路についたあとから日没までの僅かな時間が唯一落ち着いて食事できる時間なのかも知れません!!その後、休む間もなく落ち穂や大豆を食べて、とっぷり日が暮れて宵闇が辺りを支配した頃、ようやく塒へと飛び立っていきました。
こんな状況を見るに度に、「本当に此処が気に入っているのだろうか?」「ここは安住の地なのだろうか?」という思いが頭をよぎる今日この頃です・・・。
最近私が習慣としているのは【タンチョウ】が採餌しているエリアに来たら、全体が見渡せる場所でその姿を探すと同時にその近くで観察している人影がないか確認すること。何といっても超人気者の【タンチョウ】の廻りには常に人影がついて回ります。
昨日もいつもと同じように見渡すと、【タンチョウ】のそばに車が3台と数人の人影が見えました。「今日は平日なのに大盛況だな~」なんて思いながら近くまで行くと車は4台、観察している方は8名でした。そのうちカメラマンは5名で近所の方々が3名といった感じ・・・。私はその光景が見られるちょっと離れた場所に車を止めて、【タンチョウ】を観察している方々を観察していました。(自分でもなんか嫌な感じがします・・)
やはり、残念なことに『適切な距離』は保っていただけない方もいらっしゃいます。カメラマンの構えるカメラには標準レンズが装着されていて、中には広角レンズの方もいるといえばおよその距離が想像できるでしょうか?
中には「それはダメでしょ!」っていう行為に及ぶ方もいますので、その行為を見たときには改善を促します。これまでは私がする話を理解して下さって直ぐに改善していただき、その後は情報交換をする機会になったりして幸いに感じていますが、今後も注意して見守る必要がありそうです。
私がその場から立ち去った後も結局状況は変わりませんでした。たまたま管理棟から見える位置にいたので遠くから状況を観察していましたが、あまりに至近距離まで近寄られて嫌だったのか?落ち着いて餌が食べられなくて嫌になったのか?解りませんが、珍しく【タンチョウ】が羽ばたいて大きく移動しました。やはり我慢の限界というものがあるのでしょう!!
飛んだ方向からおよその予想が付いていたので、帰りに立ち寄ってみました。
時刻は午後4時20分頃。昨日の日没時刻が午後4時16分頃でしたから、既に辺りには暗闇が迫ってきていました。上空を見挙げると塒に向かうオオハクチョウやヒシクイの群れがひっきりなしに飛んでいきます。そんな中でも【タンチョウ】は採餌を止めようとはしません・・・。
人気者の宿命かも知れませんが・・・日中はなかなか落ち着いて採餌出来ないから人間達が家路についたあとから日没までの僅かな時間が唯一落ち着いて食事できる時間なのかも知れません!!その後、休む間もなく落ち穂や大豆を食べて、とっぷり日が暮れて宵闇が辺りを支配した頃、ようやく塒へと飛び立っていきました。
こんな状況を見るに度に、「本当に此処が気に入っているのだろうか?」「ここは安住の地なのだろうか?」という思いが頭をよぎる今日この頃です・・・。