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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

総合学習のお手伝い

2008年10月06日
秋田
 今日は北秋田市の米内沢(よないざわ)小学校の6年生31名+引率教諭2名が総合学習の授業の一環として森吉山野生鳥獣センターに来てくれました。
 彼らの総合学習のテーマは、北秋田市の特産物・北秋田市出身の著名人など自分たちの住む「北秋田市」に関連したテーマで学習に取り組んでいるそうで、「森吉山にすむ生き物」もその中の一つ。今日はそのテーマで学習に取り組んでいる児童もそうでないテーマで取り組んでいる児童もみんなで勉強しに来てくれました。

 せっかく小学生達が勉強しに来てくれるんだから私も勉強してから彼らのお手伝いをしようと、改めて鳥獣保護区を含めた森吉山麓で生息調査されたデータなどを見返したり、彼らの学校のことをちょっと調べてみたり・・・私自身このように下調べして事に望むのは久しぶりでしたし、元々児童生徒学生達と接する時間が好きなので、ワクワクしながら到着を待っていました。

 私が貰った時間は30分。その時間で「森吉山麓に住む生き物たち」をテーマに話をさせていただきました。ワクワクして迎えた時間は児童達の元気な挨拶と、話を聞く姿勢の良さから調子にのってしまい、ついつい(悪い癖が出てしまい)オーバーしてしまいました。



 私の話が長引いたおかげで館内を見学する時間が短くなってしまいました。それでも一通り館内を見学して、展示してあるクマゲラの採餌木を見て「これを本当にクマゲラがあけたの?」と驚いていました。こんな素直な反応に保護官も案内解説員も児童達と一緒に楽しそうに館内を見て回っていました。
 ほとんどの児童は森吉山野生鳥獣センターを見学するのは初めてということで、じっくりゆっくり見学していただきたかったのですが、時間の制限がありあっという間に帰る時間となってしまいました。



 帰り際、「森吉山にすむ生き物」をテーマに学習に取り組んでいる児童が「ありがとうございました。とっても参考になりました。」と言ってくれました。我々もちゃんと彼らのお手伝いができたようで一安心!!褒められると嬉しいものですね?(笑) これを糧にもっともっと沢山の児童生徒のお手伝いが出来たらいいなぁ~と思っています。