東北地域のアイコン

東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

ミサゴの魚運び

2008年08月14日
秋田
 秋田では今朝の暗いうちからやや強い雨が降り、今も降り続いています。天気予報では雷の心配もあるとのこと。お出かけの方は十分にご注意下さい。


 このところ、私にとって【ミサゴ】との遭遇率の高くなっています。多いときには「あれ?ここにもいる」「あっまた!」ってな具合です。彼らは私が日頃巡視している西部承水路や南の池に餌となる魚を求めてやってきます。
 なので彼らの漁の模様を見かけるチャンスも多くて、いつも「上手いもんだなぁ」と感心してしまいます。
 彼らは水面の上空数十mでホバリングしながら狙いを定めて落下してきます。その様子はカワセミのように一直線に飛び込むスタイルではなく、翼を広げ、何度か翻りながら落下して、大きな音を立てて水に突っ込みます。これは嘴で魚を捕らえる種と足で魚を捕らえる種の違いから来る動きの差なのでしょう!それにあの大きな鳥が水面に突っ込んでいく様は迫力がありますよ!(なんか上手く伝えられてないようで気になってしまいますが・・)

 落下のシーンは撮れていませんが、魚を捕らえた直後の様子をご覧下さい。



 観察していると百発百中と言うわけにはいかないようですが、この時は1回のダイブで見事に魚をゲットしました。結構大きな魚を捕まえるんですね!!



 上の写真は水面から上がってきた直後だったので魚が横向きになっていますが、下の写真ではいつの間にか持ち直して【ミサゴ】の進行方向に合うように魚の頭を進行方向に向けて持っていました。
 以前、鳥獣保護区の管理員さんと話していたときにミサゴが魚を持って飛んで行く時の話になって・・・管理員さん曰く「俺が今まで見たのは全部魚の頭が進行方向を向いているんだよ!」とのことでした。確かに今回もそうなっています。こうした方が運びやすいのでしょうか?本当に逆方向を向けて運ぶことはないのでしょうか?どんな理由があるのでしょうか?
 この時はハシボソカラスがミサゴの魚を横取りしようとしていましたが、【ミサゴ】はしっかりと魚をつかんで放さずに飛んでいったので、ハシボソカラスが諦める。というシーンも観察できました。そんな状況が起こりうるということが、その理由に繋がっているのかも知れませんね?