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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

マルバマンサクの実

2008年08月13日
秋田
 世間では「お盆休み」・「夏休み」の真っ最中ですがアクティブレンジャーには夏休みがありません!!なので今日もいつもと変わらず仕事しています。


 最近、森の中を歩いていると、樹木の枝先等にまだ青いけど確実に”みのり”つつある木の実を見つけることがあります。ヤマブドウやサルナシなどはご存じの方も多い代表的な果実ですが、中にはあまり人目にも付かない地味な実もあります。今日はそんな【マルバマンサク】の実をご紹介いたします。(そんな言い方はマルバマンサクに失礼かもしれませんね・・・)


 【マルバマンサク】の実

 大きさはちょうど指先で摘めるくらいですから、「パチンコ玉大」といったところでしょうか?それが地味ながらたわわに実っていました。実には全体に毛が生えていて、触ってみるとちょっと堅めの毛で、実をつまむと僅かに柔らかい部分がありましたよ。熟すとどうなるんでしょうかね?

 【マルバマンサク】と言えば未だ雪の残る春先に黄色い花を咲かせるので、春を知らせる花として、一時期は大注目を浴びるのですが、周囲が緑に包まれ、多くの花が咲き出す頃になると、いつの間にか忘れられてしまう。そんな存在ではないでしょうか?


 【マルバマンサク】の花 撮影:2008年4月16日

 ついでですから「葉」も見てみましょう!先っぽが尖らない、丸みのある葉を”マルバ”と見て名前が付いたんだろうなぁと想像が付く形をしています。

 【マルバマンサク】の葉

 他にも花の時期は注目するけど、それが終わると忘れられてしまう種類がありますよね?そんな植物をもっと紹介できたらなぁと考えています。皆さんも何処かを歩いていて、「この実はなんの実だろう?」と思ったことはありませんか?調べてみると花と実の意外な組み合わせも見えてきてなかなか楽しいですよ!!