アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
飯豊連峰巡視 [大日杉登山口~御西岳~三国岳]
2007年08月28日
羽黒
こんにちは、羽黒自然保護官事務所アクティブレンジャーの佐々木です。
先週、22日~24日に飯豊連峰に巡視に行ってきました。
初日は大日杉登山口から歩きました。
登山口から長之助清水の水場を越え、急登を登ります。
最初は小雨程度ということもあり、雨具を着ると暑いので雨具を着ないで歩きます。
ですが、徐々に雨足が強くなってきました。
前線が来ていると天気予報で言っていたの、雨がやむことはないと思い雨具を着ます。
○オオカメノキの実
葉が丸くて、カメの甲羅に見立ててこの名前になったそうです。
別名ムシカリ。
雨の中とても目立っていました。
実や花は色が鮮やかで美しく目立つものが多いのはどうしてでしょう?
それは、鳥や昆虫たちが見つけやすくするためです。
実を鳥たちに食べてもらい、種は消化できないので糞から出ます。
種を遠くまで運んでもらう為の知恵なのですね。
植物たちは鳥に種を運んでもらい、鳥たちは餌を食べられる。
持ちつ持たれつ、自然はよくできていますね。
地蔵岳を越えると傾斜が緩くなりました。
稜線に出ると風が強く、顔に雨が当たって痛いです。
大雨の中、ダケカンバが生える御坪を越え、切合小屋で管理人さんに挨拶をして、小休止をします。
雨は降り続けていますが、ここから一気に飯豊山まで上がりました。
御西小屋まで行こうと思いましたが、飯豊御西間は風速30メートルはあるくらいの暴風だったので、途中まで歩きましたが断念して飯豊山の本山小屋に泊まりました。
2日目は、御西岳方面へと歩きます。
天気は曇ってはいますが、大丈夫そうです。
御西小屋に到着して、管理人さんにご挨拶をしました。
情報交換をして、再び飯豊山へ戻りました。
ウメバチソウ
切合小屋を経由して三国岳小屋に到着。
三国小屋
天気もすっかり回復し、三国小屋からは美しい夕日を見ることができました。
三国小屋から夕日。大日岳と御西岳シルエットとなり、美しかったです。
3日目、小屋からご来光を拝み、牛ヶ岩山方面へと歩きます。
このルートは地図では点線ルートとなっていますが、道はしっかりしています。
牛ヶ岩山付近は湿原がありとてもきれいでした。
五段山から大日杉登山口へと下山します。
五段山からの道は踏み跡が少し分かりにくい箇所があるため、歩かれる方は気をつけて歩いてください。
登山口の近くの吊り橋はまだ通行できませんでした。
飛び石つたいに通行することはできますが、雨が降ると増水する可能性もあるので、このルートを下山される場合は十分に気をつけてください。
その後、無事に大日杉登山口に到着し、下山しました。
五段山方面から飯豊山
先週、22日~24日に飯豊連峰に巡視に行ってきました。
初日は大日杉登山口から歩きました。
登山口から長之助清水の水場を越え、急登を登ります。
最初は小雨程度ということもあり、雨具を着ると暑いので雨具を着ないで歩きます。
ですが、徐々に雨足が強くなってきました。
前線が来ていると天気予報で言っていたの、雨がやむことはないと思い雨具を着ます。
○オオカメノキの実
葉が丸くて、カメの甲羅に見立ててこの名前になったそうです。
別名ムシカリ。
雨の中とても目立っていました。
実や花は色が鮮やかで美しく目立つものが多いのはどうしてでしょう?
それは、鳥や昆虫たちが見つけやすくするためです。
実を鳥たちに食べてもらい、種は消化できないので糞から出ます。
種を遠くまで運んでもらう為の知恵なのですね。
植物たちは鳥に種を運んでもらい、鳥たちは餌を食べられる。
持ちつ持たれつ、自然はよくできていますね。
地蔵岳を越えると傾斜が緩くなりました。
稜線に出ると風が強く、顔に雨が当たって痛いです。
大雨の中、ダケカンバが生える御坪を越え、切合小屋で管理人さんに挨拶をして、小休止をします。
雨は降り続けていますが、ここから一気に飯豊山まで上がりました。
御西小屋まで行こうと思いましたが、飯豊御西間は風速30メートルはあるくらいの暴風だったので、途中まで歩きましたが断念して飯豊山の本山小屋に泊まりました。
2日目は、御西岳方面へと歩きます。
天気は曇ってはいますが、大丈夫そうです。
御西小屋に到着して、管理人さんにご挨拶をしました。
情報交換をして、再び飯豊山へ戻りました。
ウメバチソウ
切合小屋を経由して三国岳小屋に到着。
三国小屋
天気もすっかり回復し、三国小屋からは美しい夕日を見ることができました。
三国小屋から夕日。大日岳と御西岳シルエットとなり、美しかったです。
3日目、小屋からご来光を拝み、牛ヶ岩山方面へと歩きます。
このルートは地図では点線ルートとなっていますが、道はしっかりしています。
牛ヶ岩山付近は湿原がありとてもきれいでした。
五段山から大日杉登山口へと下山します。
五段山からの道は踏み跡が少し分かりにくい箇所があるため、歩かれる方は気をつけて歩いてください。
登山口の近くの吊り橋はまだ通行できませんでした。
飛び石つたいに通行することはできますが、雨が降ると増水する可能性もあるので、このルートを下山される場合は十分に気をつけてください。
その後、無事に大日杉登山口に到着し、下山しました。
五段山方面から飯豊山