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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

ただいま勉強中!

2007年08月17日
秋田
残暑お見舞い申し上げます。秋田自然保護官事務所の足利直哉です。
 
 秋田自然保護官事務所が所管する鳥獣保護区に『大潟草原鳥獣保護区』があります。
 さて・・秋田県の地図を思い浮かべてみてください。何となくタツノオトシゴの横顔に似ていませんか?鼻に当たる部分がナマハゲで有名な男鹿半島。そして目に当たる部分が八郎潟残存湖と干拓によって生まれた大潟村です。大潟草原鳥獣保護区は西より(鼻に近い方)のほぼ中央に位置します。(秋田県の目頭とでも言いましょうか?)

大潟草原鳥獣保護区は大きく3つのブロックに分けられます。
?特別保護地区・・東側を防風のための松林がベルト状に連なり、その西側に         干拓以来ほぼ変わらないヨシ原が広がる。
?東区・・干拓記念「南の池公園」とその北側の未利用地。
?西区・・八郎潟残存湖の西側(西部承水路)が大きく蛇行している箇所の野石     橋以南。
 それぞれの地区に特徴があり、その違いによって観察できる鳥も実に様々です。現在は丁度夏鳥が子育てをほぼ終え、草原の小鳥たちのオーケストラはその規模を縮小していますが、水面では遠足にでも出かけるかのように親鳥と一緒になって行動範囲を広げる幼鳥の姿が多く見られるようになりました。上空の猛禽類も春先に比べて随分数が増えたような気がします。
 
 私自身、野鳥に関してはまだ勉強を始めたばかり。見かけた鳥・鳴き声の聞こえる鳥の名前が判別できるのは、ほんの一部(ごく僅か?)それでも双眼鏡を覗いて見えた鳥が、知っている鳥であれば「あっ○○だ!」となんだか妙に嬉しい。反面、折角見ても種類が解らなければ悔しさにも感じられる残念な気がします。でもその鳥を自分なりに特徴を観察したり、写真に納めたりして、あとで図鑑を見て調べる。そこで種類が特定できて、また別の日にその鳥を観察したときは、思わず「おおおおおおぅ!居たぁ?○○だぁ?」と一人大感動しています。
 数少ない私が知っている鳥の中から今日現在、ヨシ原や承水路の水面で観察できる鳥を撮影してきました。しかしなかなか皆さんにお見せできるような写真を撮るのは難しいです・・・涙



<ホオアカ>
頬に紅をさしたような羽根色が名前の由来。ヨシの先に比較的長く留まって鳴いているので発見も撮影もしやすい。


<コジュリン♂>
黒頭巾が特徴で、連続して鳴くので発見しやすい。頬に注意して観察するとよく似たオオジュリン♂と見分けられる。


<カンムリカイツブリ♀・幼鳥3羽>
承水路で繁殖しています。幼鳥は「うり坊」のような縞模様が見られます。この幼鳥たちは自分で魚が捕れるようになってきました。

 
 もっともっと頑張って良いシーンが撮れるようにしないと・・でも見とれてしまってなかなかカメラに手が行かないんですよ・・これが目下の悩みです!