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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

きのこ1?ホコリタケ?

2006年12月22日
白神山地
こんにちは。
あいかわらず、事務所でパソコンとにらめっこ西目屋の石橋です。
久しぶりの日記となってしまいました。

夏は外に行ってばかりでネタがあっても日記が書けない、
冬は内にいるけどネタがないので日記がかけない、
とぶつぶついっても始まらないので、
それじゃあってことで、夏の事を今書きます。
(まるで、夏休み最終日の小学生みたいですが…。)
タイムリーなネタではないですけれど、
日記を読んで緑の白神を思い出してください。

今回のテーマは

「きのこ1?ホコリタケ?」

です。





10/12 撮影

なぜこれがホコリタケと言うかは
たたいてみると分かります。


9/26 ミニ白神 撮影

ほらホコリみたいな胞子※1
キノコのてっぺんから出てきます。
たたいてもたたいても出てきます。
つい楽しくなって夢中になって叩いてしまいます。

このキノコの別名は「キツネノチャブクロ」といいます。
また、このキノコの仲間に「タヌキノチャブクロ」というのもあるのですが、
タヌキとキツネがこれを持っている姿を想像するとなんとも愛らしくないですか?

実はこのキノコ食べられるんです。
え、こんなの口に入れたらむせてしまうよと
思ったあなたご安心を。

食べるのは小さくて白い時だけで
その時はまだ胞子は出ません。


これぐらいなら食べられそう。
9/29 一ツ森 撮影※2

でも私は食べるより叩いてホコリを出す方がいいですけどね。

次回はきのこの2回目です。
乞うご期待!


※1 菌類は胞子で子孫を増やすことが出来ます。このあたりのお話も後で出てくる予定です。

※2 もしかするとこちらはタヌキノチャブクロかもしれません。不勉強ですいません。